スタートアップ支援
2025-07-01 12:04:17

NYの大手アクセラレーターが日本のスタートアップ支援を拡大

近年、日本のスタートアップ界では国際展開の必要性が高まってきています。その中で、NY最大級のアクセラレーターであるERA(Entrepreneurs Roundtable Accelerator)が、日本のスタートアップを支援するための新たなプログラム「Global Venture Builder Program (Go Global)」を発表しました。このプログラムは、環境問題に取り組むスタートアップを主な対象とし、2025年7月から参加企業の募集を開始します。 東急不動産が連携する「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」では、ディープテック分野のスタートアップに特化した支援プログラムを実施し、もちろん地域の特性を生かした支援が期待されます。 この取り組みは、内閣府・経済産業省、そして東京都と連携して進められており、世界中からの優れたアクセラレーターやベンチャーキャピタルを日本に誘致する試みの一環です。 具体的には、気候変動への対応や脱炭素社会の実現に向けた革新的なビジネスを展開する日本スタートアップに対して、ERA Globalのファンドから資金援助を行います。また、国内外のメンターから得られる専門的な支援も大きなポイントです。ERA Globalは、これまでに375社以上に投資を行い、4社のユニコーン企業を生み出す実績を有しています。この豊富な経験を活かしたサポートが、日本のスタートアップには必要不可欠です。 「Go Global」プログラムの具体的な内容には、ビジネスモデルの検証やピッチトレーニングの機会、資金調達に関する支援が含まれています。これにより、参加するスタートアップは搬送、製造、エネルギー、アグリテックなど様々な分野での進展が期待されます。さらに、プログラム参加後は、日本国内はもちろん、米国ニューヨークでもサポートを受けることが可能です。 特に充実しているのが、ERAのメンターネットワーク。これにより、企業の成長に必要な人材採用支援やチーム編成のアドバイスを受けることができます。 さらに、昨年開始された「MIT教授陣が監修するアクセラレータープログラム」のような高度なサポートも受けられるのが大きな魅力です。 「SAKURA DEEPTECH SHIBUYA」には、ディープテック領域のスタートアップを支えるための多様なリソースが用意されています。その意義は、地域の産業強化にとどまらず、日本全体のスタートアップエコシステムの活性化にも寄与することでしょう。 一方、東急不動産側も、広域渋谷圏の価値向上を目指しています。地域の特性を活かしながら新たな産業が生まれることを目指し、スタートアップとの共創の取り組みを進めています。特に、ディープテック分野への支援を通じて、今後の成長が期待されるスタートアップの青写真を描くことが期待されています。 このような国際的な連携の中で、スタートアップがますます成長し、世界に羽ばたくことができる基盤が整いつつあります。ERAおよび東急不動産による支援が、日本のスタートアップにとって新たな成長の機会をもたらすことに期待しましょう。


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会社情報

会社名
東急不動産株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-21-1渋谷ソラスタ
電話番号
03-6455-1121

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