AR技術で新しい社会を創造するKAKUCHO株式会社の挑戦と増資
KAKUCHO株式会社の新たな挑戦
近年、AR(拡張現実)技術が様々な分野で注目を集めています。その中でも、KAKUCHO株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:竹本泰輔)は、ARを活用したアプリを開発し、世界の拡張と新しい社会の実現を目指しています。特に、最近の約7,000万円に及ぶ第三者割当増資が注目されています。この増資は、ニッセイ・キャピタル株式会社および株式会社ベクトルを引受先として実施され、これによりKAKUCHOはさらなる事業拡大を図っています。
事業の概要
KAKUCHOは、2017年に設立され、既に複数のARアプリを市場に投入しています。その一つが「ゲンチロイド」で、これは実空間に壁紙をARで施し、消費者がリフォーム後のイメージをしやすくするプレゼンテーションツールです。これまで多くの工務店やリフォーム会社、さらに職人やインテリアデザイナーなど、多様なプロフェッショナルたちに利用されてきました。
また、インテリア商社の株式会社サンゲツからも「生活者に対して自由に壁紙を提案でき、生活者が自分好みの壁紙を見つけることのできる“壁紙を選ぶ文化”を作っていって欲しい」と期待の声が寄せられています。これにより、AR技術がどのように業界を変革するかが注目されています。
増資の意義
今回の約7,000万円の資金調達により、KAKUCHOは「ゲンチロイド」のさらなる開発と、他のARコンテンツの制作に力を入れていく方針です。このような取り組みは、KAKUCHOの経営理念である「世界を拡張し、新しい社会の実現を目指す」に基づいています。この理念を実現するために、AR技術を活用することが鍵となるでしょう。
増資に関与したニッセイ・キャピタル株式会社は1991年に設立され、ベンチャー企業への投資を行っています。一方、株式会社ベクトルは1993年に設立されたマーケティング戦略のプロフェッショナルであり、KAKUCHOの事業拡大をさらに支援する役割を果たします。
未来への展望
KAKUCHO株式会社は、AR技術を駆使し、ユーザーに全く新しい体験を提供することで、新しい社会の創造を目指しています。今回の資金調達で、ARコンテンツの制作と運用に注力することで、消費者の生活をより豊かにするための成果が期待されます。実際にARの利用は多岐にわたっており、今後の展開が非常に楽しみです。
これからも、KAKUCHOの動向を見逃すことができません。ARを利用した新たなサービスや、様々な業界との連携を通じて、どのように社会が変わっていくのか、注目です。
会社情報
- 会社名
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KAKUCHO株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前3-5-13メゾン岡田301号室
- 電話番号
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03-5413-4097