高山一実さんが選ぶ「わたしのアイドル」コンテスト結果発表

「わたしのアイドル」コンテストがついに決着！

株式会社KADOKAWAが主催した「わたしのアイドル」コンテストの最終選考結果が発表され、計1,000を超える素晴らしい作品の中から、名誉ある受賞者が誕生しました。このコンテストは、カクヨム9周年を祝うイベント「カクヨム誕生祭2025」の一環として行われました。

コンテストの概要

この「わたしのアイドル」コンテストでは、アイドルに関連する小説やエッセイが幅広く募集され、結果として合計1,021作品が寄せられました。審査を担当したのは、乃木坂46の元メンバーであり、自ら作家デビューを果たした高山一実さんです。彼女は、自身もアイドルとしての経験を通して、より深く作品に目を通し、感情的な評価をくだしました。

受賞作の発表

高山一実賞には、春さんの「うぐいすの君」が選出されました。この作品は、多くの応募作の中でも特に高山さんの心に響くものがあり、彼女自身が涙を流すほど感動を覚えたとのことです。受賞者には、Amazonギフトカード30,000円分と、高山一実さんの直筆サイン入り書籍『トラぺジウム』が贈呈される予定です。

高山一実さんの講評

高山一実さんは、自身の講評の中で、作品について「泣きました」と言及し、特に「どこかの、誰かの話」であると感じ、個々の体験が共鳴する点に感銘を受けたと述べました。また、作中での言葉選びに対しても評価し、「うぐいす」を選んだセンスや、表現に込められた思いに対して細やかな感謝の意を表しています。「好き」という感情を言葉にする難しさを感じつつ、その純度の高さに心が打たれたとし、昨今のファン文化における深い絆を感じせずにはいられなかったそうです。

カクヨムとは？

カクヨムは、物語を愛するすべての人々に向けて、自由に物語を創作・共有できるWeb小説サイトです。KADOKAWA主催の各種コンテストや二次創作の投稿を認める仕組みなど、多様な創作活動を支援するプラットフォームとして広く利用されています。多くのライターたちがこのサイトを通じて、自らの作品を多くの読者に届けており、今後も新たな才能が現れる期待が高まります。