宝塚市が舞台の脱炭素プログラム
兵庫県宝塚市では、Earth hacks株式会社、The Consumer Goods Forum(CGF)、およびエイチ・ツー・オーリテイリングの3 社が協力し、親子参加型の脱炭素実践プログラム「デカボみっけ!」が実施されました。この取り組みは、学校教育を起点に家庭や店舗へとつながる新しい脱炭素モデルを目指しています。
プログラムの概要
「デカボみっけ!」は、2025年に汐留で開催されるサマースクールで実施された環境学習の成果を基に設計された脱炭素の社会実装型モデルです。学校での学びを家庭や商品選択に活かせるよう、子どもたちの意識を高めることが主な目的とされています。
プログラムでは、兵庫県宝塚市立光明小学校を舞台に出張授業、家庭学習用教材の配布、イズミヤショッピングセンターでの実店舗との連携など、さまざまな取り組みが展開されました。
参加型授業の実施
STEP1: 学校での体験型授業
小学校では、脱炭素や環境問題を難解なテーマとしてではなく、身近なモノや行動から工夫を見つける体験型授業が行われました。パナソニックの協力により、テレビの解体を通してリサイクル可能部品を探すワークショップや、脱炭素アクションを学ぶクイズ形式の授業も実施され、子どもたちは楽しみながら学ぶことができました。
STEP2: 家庭での実践
授業後、親子で取り組める「デカボアクションチェックシート」が配布され、家庭内での実践を促進しました。このシートを通じて、環境教育が家庭内での会話のきっかけとなり、子どもが主体となって行動するような自然な流れを作り出しました。
売り場での体験
STEP3: 参加型施策での実施
家庭での行動を店舗でも活かせるよう、イズミヤショッピングセンターにて「デカボみっけ!」の参加型施策が展開されました。デカボスコアが付いた商品を探すワークショップや、対象商品の購入に応じてSポイント(阪急百貨店・阪神百貨店などで共通して利用できるポイント)を獲得できるキャンペーンが行われました。
このように、脱炭素というテーマを具体的な商品選択に結びつけることで、親子共に楽しめる体験を提供することができました。
今後の展望
Earth hacksはこの取り組みを宝塚にとどまらず、他の地域へも広げることを目指しています。教育現場での学びが家庭や売り場での行動に転換されるこのモデルは、多様な地域や業態でも応用可能であり、今後さらなる活用が期待されます。
また、実施の結果をもとに効果検証を行い、持続的な取り組みへと発展させる計画もあります。これにより、脱炭素アクションを生活者の習慣として定着させ、持続可能な社会の実現へとつなげていくことが目指されています。
共創型プラットフォーム「Earth hacks」
Earth hacksは、Z世代をはじめとする生活者と企業・自治体を結びつける脱炭素促進の共創型プラットフォームです。環境価値の高い商品の普及を推進する「デカボスコア」を提供し、生活者が楽しみながら脱炭素の貢献できる仕組みを整えています。さらに、企業と学生が共創する「デカボチャレンジ」など、多角的な取り組みも展開され、未来の脱炭素社会実現に向けて加速しています。
詳細なプログラムの様子は、Earth hacksの公式YouTubeチャンネルにて動画として公開されています。興味のある方はぜひご覧ください。