大垣市全小学校に防災マット「MATOMAT」を提供
岐阜県大垣市の全19小学校に防災用マット「MATOMAT」が納品されることが決まりました。計8,218枚の「MATOMAT」は、災害時の安全確保に寄与するだけでなく、普段は教室で椅子のクッションとしても活用されています。この取り組みは地域の人々を守るための重要な施策と位置づけられています。
MATOMATの特徴と役割
「MATOMAT」は、太平洋工業株式会社が自社生産過程で発生するウレタン端材を粉砕し、固めることで製造されます。これにカバーをかぶせることで、クッションとしての機能を持つ製品が完成します。このマットは、通常の授業では生徒たちの座り心地を向上させ、災害時には連結して広い面積の防災マットとして利用可能です。
この革新的な製品は、単に物理的なクッションの役割を果たすだけでなく、安全性の向上や地域の連携を強化する重要な要素といえるでしょう。
地域社会との連携
このプロジェクトには地元企業や福祉事業所の多大な協力が得られています。地域密着型の取り組みであり、アップサイクルの理念に基づいた製品化は、地域経済の活性化にも寄与します。また、将来的には新1年生向けにも新たに納品される計画があるため、持続的な支援が期待されています。
ECサイトでの購入やふるさと納税
「MATOMAT」は、アップサイクルブランドLcycLのECサイトから一般購入が可能で、さらに大垣市のふるさと納税を利用しても入手できるようになっています。
以下のリンクから詳しい情報や購入方法をチェックできます。
会社概要
太平洋工業株式会社は自動車部品メーカーとして豊富な経験を持ち、その技術を活かして安全性と環境への配慮を両立させた商品を展開しています。設立は1930年に遡り、現在も大垣市に本社を置く企業として地域社会に貢献しています。
企業情報
この防災マットの導入は、今後の地域の安全対策としても注目され、また、地域経済の活性化にも寄与する重要な一歩となるでしょう。