『DIGIMON BEATBREAK』キャスト対談
TVアニメ『DIGIMON BEATBREAK』の放送開始を記念して、主要キャストの阿座上洋平さん(沢城キョウ役)と濱野大輝さん(ムラサメモン役)の対談をお届けします。かつてのデジモン世代として、彼らが語る役柄や作品に対する想いは、観る者にとって非常に魅力的な内容となっています。
2年ぶりの新作アニメ
『DIGIMON BEATBREAK』は、デジモンシリーズの最新作であり、前シリーズから2年の時を経て放送となりました。阿座上さんは、自身もデジモン世代であることを強調し、台本を読んだ瞬間、「新たなデジモンシリーズに関われる喜び」を感じたと言います。過去のシリーズから引き継がれるテーマ性や、成長するドラマが描かれている点にも触れ、視聴者が深く考察できる作品だと語りました。
一方、濱野さんも『デジモンアドベンチャー』に親しんできた経験から、物語の中にデジモンが「当たり前に」存在する新しい設定に驚いたと話しました。さらには、現代的な要素であるAI的存在の「サポタマ」にも言及し、現代に合った形で新しいデジモンの魅力を再現していることを強調していました。
デジモンとともに歩んできた日々
二人とも、幼少期にはデジモンを通じて多くの思い出を持っています。阿座上さんは小学生の頃、正座しながらテレビでデジモンを観ていたことを思い出し、懐かしい気持ちを語りました。濱野さんも同様に、デジモンの映画やゲームを楽しんでいた経験を挙げ、共通の注目点として当時のデジモンが新たに登場する姿に興奮を覚えると述べました。
彼らは『DIGIMON BEATBREAK』を通じて、昔のキャラクターたちが現代にどれほど印象を与えるかを感じており、より感情的な繋がりを持っていることが見受けられました。
役柄への期待
必然的に、自身が演じるキャラクターへの感情も深まることでしょう。濱野さんは、ムラサメモンはキョウの人生や感情を反映したデジモンであり、二人の関係性には特別な深みがあると強調しました。その中で、キョウに対する思いやりや強さをしっかりと表現したいと述べました。さらに、物語が進むにつれて予測できない展開が待ち受けていることから、視聴者に対する期待感を高めました。
アフレコ現場の雰囲気
アフレコの現場では、毎回楽しさが溢れており、和気あいあいとした雰囲気が特徴です。阿座上さんと濱野さんは、共演者の入野自由さんの明るいトークや、潘めぐみさんの参加が場を楽しくしていると語りました。時にはデリバリーを頼むなど、仲の良さを証明する逸話もありました。
最後にファンへ
オーディションを受ける際、彼らは新しいデジモンシリーズへの期待を抱きながら、それぞれのキャラクターに命を吹き込むことを目指しました。ファンに向けて、阿座上さんは子どもから大人まで、全ての世代が楽しめる物語であることを強調し、長い間デジモンを愛してきた視聴者に新しい楽しみを提供したいと願っています。濱野さんも、自身が演じるムラサメモンをどうぞ楽しみにしてほしいとのメッセージを送りました。
デジモンファンから新しいファンまで、全国で毎週日曜の放送をお楽しみに!