Futaba LabグループがLI.FIネットワークに参画
Futaba Lab株式会社(本社:日本)およびその子会社ANDLAW FZCO(アラブ首長国連邦)は、ドイツ・ベルリンに本社を構えるクロスチェーン流動性インフラ企業LI.FIの「LI.FI Intents」において、Solverとしての取引実行体制の構築を開始しました。これにより、金融機関や事業会社向けのデジタルアセット実行基盤を強化し、より良い取引環境を提供することが目指されています。
LI.FIの概要
LI.FIは、2021年に設立され、以来、クロスチェーン取引のアグリゲーションとルーティングインフラを提供してきました。この企業は、既に1,000以上のインテグレーションパートナーを持ち、累計で約13兆円に相当する800億ドル超の取扱高を記録し、1億件以上のトランザクションを手がけてきました。そして、LI.FI Intentsは、ユーザーの取引希望をもとに、最適な選択肢を提示し、資産や流動性が分散したオンチェーン市場での取引実行を支えるためのシステムです。
デジタルアセットの市場拡大
近年、ステーブルコインやトークン化資産、オンチェーン決済といったデジタルアセットの活用が進化しています。デジタルアセットの利活用が広がる中、金融機関や事業会社が市場で成功を収めるためには、単なる接続機能を越えた実行品質や透明性、安定性が求められています。LI.FI Intentsは、こうしたニーズに応える形で、柔軟で予測可能な取引実行を可能にします。
Futaba Labグループの役割
Futaba Labグループは、デジタルアセット市場における実行インフラの構築を進めています。過去には、複数の中央集権型取引所(CEX)や分散型取引所(DEX)、オンチェーンプロトコルを対象にした価格分析や取引実行、流動性管理の開発を行ってきました。今回LI.FI IntentsにSolverとして参加することで、以下の領域に取り組みます。
- - 複数チェーンを活用したオンチェーン取引の実行
- - 多様な流動性ソースを用いたルーティングの最適化
- - 価格、手数料、スリッページを考慮した実行品質の向上
- - 在庫管理とヘッジを含むSolverの運用体制の構築
- - 金融機関や事業会社のためのデジタルアセット実行基盤の開発
各社のコメント
Futaba Labグループの代表である加藤豪輝氏は、これまでの取り組みについて振り返り、クロスチェーン取引における技術と運用の知見を活かしていく姿勢を示しています。「複数チェーンや複数市場を横断する実行インフラを提供し、新しい金融の基盤を構築します」との言葉が印象的です。
LI.FIのCEOであるPhilipp Zentner氏も、デジタルアセットインフラの重要性を強調し、LI.FI Intentsが次の段階のデジタルアセット普及に向けて設計されていることを説明しました。企業や金融機関が求める高い基準に応えるため、信頼性の高いインフラを提供し、次世代の金融システムの形成に寄与することが目標です。
今後の展望
Futaba Labグループは、今後もクロスチェーン取引や流動性供給、ルーティングを含むデジタルアセット実行インフラの開発を進めていきます。金融機関、事業会社、Web3プロジェクトとの連携を深め、マーケットメイキングやリスク管理など、実行品質の向上に寄与することが期待されています。デジタルアセットの社会実装を推進し、誰もが利用しやすい取引環境の創出に貢献していくことでしょう。