新電元工業とeMotion FleetがEV充電管理を革新する連携開始

新電元工業とeMotion Fleetが手を組む

新電元工業株式会社は、EV充電器を手掛ける企業として、その革新性と技術力に定評があります。この度、彼らは、商用EVフリート向け統合管理プラットフォームを提供するeMotion Fleet株式会社と連携し、新たなサービスを開始しました。この連携により、EV車両管理とエネルギー効率化が飛躍的に進化します。

充電管理の最新プラットフォーム

新電元の提供するOCPP対応の急速充電器や普通充電器は、eMotion Fleetが展開する「EV運行・エネルギー管理システム（FMS/EMS）」と接続されます。これにより、フリート運営者は単一のダッシュボード上で複数の充電器の稼働状況を確認し、車両の走行距離や電費、充電履歴などをトラッキングすることが可能になります。

このような機能を活用することで、フリートの運営者はより戦略的に充電計画を最適化し、CO₂排出量を算出して環境負荷の軽減に寄与することができるのです。加えて、急速充電器の「SDQC2F50」などの機種は、最大16時間の連続充電が可能で、充電中に中断されないため、従来の不便さから解放されることでしょう。

コスト削減の要素

新電元工業が誇る「見せない普通充電器」は、10台までの充電器を1つのモバイル通信契約でネットワーク接続できるという特長があります。この機能により、通信コストを大幅に削減することができるため、運営者は経済的な負担を軽減しつつ、効率的な充電管理が可能となります。

全国規模の保守サポート

新電元工業は、全国102拠点に及ぶ保守サポート体制を整えています。「保守パック」では、損害保険提携により、部品交換やトラブルに迅速に対応できる体制が築かれています。これにより、事業車両の長期的な運用をサポートし、利用者は安心して充電インフラを使用することが可能になります。

充実した開発力

新電元工業は、パワー半導体や車載電装品を中心とした製品を展開し、1949年の創業以来、品質や技術力にこだわり続けてきました。特にEV市場では高出力の充電器をいち早く提供し、最新のニーズにもスピーディに応えています。

今後、新電元工業は多彩な充電サービスの提供を進めることで、企業がEVを導入する上での最大のパートナーとなることを目指しています。