ANAと提携した「Japaholic」が訪日観光客向けクーポンを開始

株式会社マイクロアドは、全日本空輸株式会社（ANA）との提携を発表し、日本情報発信メディア「Japaholic」のクーポンサイト運営を開始しました。この取り組みは、訪日観光客の増加を目指しており、特に海外の空港を通じて日本企業を訪れる観光客に対してプロモーションを行うものです。

「Japaholic」とANAマレーシアが連携し、訪日を予定しているマレーシア人観光客が利用できるクーポンサイトが立ち上がりました。このサイトは、クアラルンプール国際空港のANA搭乗カウンターでの案内を通じて、直接観光客に周知される仕組みです。また、インドネシア向けには、既に「Japaholicインドネシア版」でのクーポン運営が始まっています。

「Japaholic」は「Japan-holic（日本中毒者）を創出する」をテーマに、日本のショッピング、グルメ、ファッション、エンタメ情報などを発信しているメディアです。最近のデータでは、2025年5月の訪日観光客数が約369万人であり、前年同月比で21.5%の増加を記録しています。特にマレーシアでは、景況感の改善やビザの緩和により、前年同月比で30.7%の増加を達成しました。この背景には、日本への関心が高まっていることがあります。

訪日観光客向けの「Japaholic × ANA」のクーポンサイトは、観光客が日本国内での店舗や施設で割引特典を利用できるよう、QRコードやバーコードを用いたシステムを導入しています。このプロモーションは、訪日後に対象店舗でクーポンを提示することで、特別な体験を提供するものです。また、クアラルンプールのANA搭乗カウンターでは、スタッフが直接クーポン情報を配布もちろん、各種旅行関連イベントでも情報を広めるためのチラシを配布する計画も進められています。

今後、マイクロアドはANAと共に、訪日観光客向けのクーポンサービスを他の国々にも拡大していく予定です。すでに展開中の台湾、香港、インドネシアに加えて、今後はさらなる地域にも広がり、国際的な誘客を促進します。

「Japaholic」の展開地域には台湾、香港、中国、東南アジア、英語圏など多岐にわたります。これにより、日本企業や地方自治体のプロモーションも強化され、訪日観光客にとって魅力的なコンテンツの拡充が期待できます。

マイクロアドグループは、今後も世界中の訪日観光客に向けて、日本企業のプロモーションサービスを提供し、観光業界の発展をサポートする姿勢を貫きます。日本への訪問を検討している観光客にとって、クーポンサイトの存在は、より魅力的な旅行体験となることでしょう。