新たな健診支援システム「YUWa5」の登場
2025年4月から、株式会社ユニオンシンクは自治体向けの5歳児健診業務支援システム「YUWa5」を提供開始します。このシステムは、妊娠期から5歳までのお子様の健診データを一元管理することができ、自治体の健診業務の効率化と、保健・医療分野と教育・福祉の関係者との連携を強化することを目的としています。
5歳児健診の重要性とその現場
お子様の成長を見守り、適切なサポートを行う5歳児健診は、特に重要な役割を果たします。就学前のお子様への切れ目のない支援が推奨されていますが、多くの自治体は健診準備に多くの負担を強いられています。特に、過去の母子保健情報を確認する手間、帳票の準備、カンファレンスのまとめ、さらには関係機関との情報共有など、多くの業務が複雑化し、効率的に進めることが難しい現状があります。
YUWa5の主な機能と効果
「YUWa5」は、こうした問題に応えるために開発されました。具体的には、妊娠届出時点から蓄積された保健情報を自動で抽出し、必要なデータを迅速に活用します。健診当日の観察項目はデジタル形式で管理されるため、記録の手間や後の集計作業を大幅に短縮します。また、関係者が集まるカンファレンス内容もシステム内に記録でき、情報の整理や共有が劇的に簡素化されます。
さらに、お子様の成長曲線や保護者と園担当者のSDQ(子どもの強さと困難さアンケート)スコアを自動で生成し、健診結果の分析もスムーズに行えるようになっています。
持続可能な支援体制の強化
このシステムは、和歌山県立医科大学と共同開発された特許技術を基にしたPHR(パーソナルヘルスレコード)を活用しています。これにより、妊娠期から5歳児健診の情報が包括的に管理され、さらに地域の教育機関とも連携することで、就学前後の保健情報の比較・参照が可能となっています。
企業のビジョンと今後の展開
株式会社ユニオンシンクは、ソフトウェアの開発を中心に、企業が抱える課題を解決するためのトータルソリューションを提供しています。「YUWa5」の導入を通じて、地域における子どもたちとその家庭への支援体制がさらに強化されることを目指しています。将来的には、お客様と共に新たな価値を創造し続ける企業として社会に貢献していきます。
このシステムは自治体における5歳児健診業務の効率化を実現する新たな手段として、多くの期待が寄せられています。今後の展開に目が離せません。
会社概要
「YUWa5」の詳細については、こちらの
製品紹介ページをご覧ください。