新たな本の広め方
2025-12-01 11:40:20

鈴木おさむ氏著書を新たな切り口で広める試みをスタート

鈴木おさむ氏著書の新たな推進モデルに挑戦



株式会社CLIPが、作家・放送作家の鈴木おさむ氏の著書『仕事の辞め方』のマーケティングに新たな切り口を見出しました。このプロジェクトは、著者からの正式な許可を受けて行われるもので、書籍の「名言」や「核心的なシーン」を短尺の動画として抽出し、SNSで配信する「切り抜き動画マーケティング」に挑戦します。

新しいプロモーションモデルの背景



これまでの書籍プロモーションは、紙面広告や書評、PR記事が主流でしたが、特に若い読者の情報取得手段がショート動画へと急速に移行しています。この新しい状況を受けて、「出版」と「切り抜き」という切り口で新しいプロモーションの在り方を検証します。

CLIPは、過去に約4万本の切り抜き動画を分析し、「刺さる一文」とショート動画による成果を確認しています。これにより、著者の同意を得たうえで、出版と切り抜き動画の融合を試みることになりました。

切り抜き動画の3つの利点



1. 瞬時の情報伝達と拡散



書籍の核心や気づきを切り抜き動画に変換することにより、5〜15秒の短時間で視聴者に伝えることが可能です。この形式は情報の理解を促進し、その結果、拡散効果も期待できます。

2. 若年層へのアプローチ



Z世代の70%以上が情報源としてショート動画を使う中で、書籍の内容と若者との接点を増やすことが目的です。これにより、書籍が若年層にとって身近な存在になることが期待されています。

3. 書籍への自然な流入



興味を引くフレーズを通じて、SNSから書籍本編への自然な流入を設計することで、ユーザーの書籍購入意欲を高めます。

『仕事の辞め方』との関連性



鈴木おさむ氏の『仕事の辞め方』には、思考を揺さぶるような単文が多く含まれているため、切り抜き動画への適性が高いとされています。例えば、「40代からソフト老害」「ビジネスセックスレスは辞めるサイン」などのフレーズは、SNS上での議論や共感を生む要素を持ち、拡散が容易です。

検証内容



このプロジェクトでは「出版」と「ショート動画」の新たな可能性を検証するため、以下の項目について実験を行います。

  • - 核心フレーズ抽出のアルゴリズム最適化
  • - 短尺動画制作手法の確立
  • - 各SNSプラットフォームでの配信テスト
  • - 読者層別の反応分析
  • - 書店やECサイトでの書籍購入への影響の検証

代表者のコメント



CLIPの代表取締役である山本真司氏は、「素晴らしい本が今の時代に届きにくくなっている課題に対し、デジタル技術で解決を図る」と述べ、鈴木氏からの許諾を得たことを大変光栄に感じていると語りました。さらに、「短尺動画を通じて新たな読者との出会いを創出し、出版業界の活性化に貢献していく」との意気込みを示しました。

CLIPについて



CLIPは、AIを活用した切り抜き生成及びIP権利管理を提供する新世代のコンテンツプラットフォームです。多様なフォーマットから見どころを抽出し、魅力を最適な形で再編集して届けることを目指しています。今後、映像や音声、活字、漫画などの流通と価値最大化を実現するための基盤を構築していく予定です。


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会社情報

会社名
株式会社CLIP
住所
東京都渋谷区神宮前2-18-21KURKKUHOME ROOM6
電話番号

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