教育の現場に新風を吹き込む『はじめよう チームで語る』
小学校の教員であり、X(旧Twitter)で「くろぺん先生」として知られる小木曽弘尚氏が、新たな教育書『はじめよう チームで語る』を刊行しました。本書は、教師が協力して語り合うことの重要性を説いており、教育現場の問題解決の一助として大きな期待が寄せられています。
著者の背景と「語り」の意義
小木曽先生は、約600話にも及ぶ説話原稿【#とっておきの話】を公開し、多くの人々に「語り」を通じての教育の重要性を広めています。一般的に「語り」とは、道徳教育の一環であり、教師自身の経験やエピソードを交えた話を通じて、子どもたちに道徳的な価値観を考えさせる方法です。
本書では、「語り」をチームで行う意義に焦点を当てています。現在の学校現場では、いじめや不登校の問題、教員の不足といったさまざまな課題が浮き彫りになっています。チームで語ることにより、教師同士のコミュニケーションが活性化し、抱え込み問題の緩和が期待できます。
本書の特色
第1章: なぜ「語り」が必要なのか?
この章では、語りの有用性や、なぜチームで語ることが求められるのかをさまざまな資料や著者の経験を通じて解説しています。教師の役割が多様化する中で、共に支え合い、知恵を出し合うスタイルがいかに必要かを示しています。
第2章: 「チームで語る」実践編
この章では、実践に必要な事前準備についての具体的な提案がなされています。どのようにチームメンバーと打ち合わせを行い、実践に臨むべきか、具体的な事例とともに詳しく解説します。
第3章: 実践ケーススタディ
実際に著者が経験した「チームで語る」の場面を物語形式で紹介します。参加した教師がどう感じ、どのような反応があったのかをリアルに描き出し、読者が共感できる内容になっています。
第4章: 振り返りの重要性
実践後の振り返りがいかに大切かを論じます。単に子どもたちの反応を捉えるためだけでなく、教師同士の絆を深めるためにも効果的な振り返りの手法が提示されています。
読者へのメッセージ
本書は、これから「チームで語る」ことを始めたいと考えている教師にとって、大きな手助けとなるでしょう。個人では負担に感じることでも、チームで取り組むことで、教育現場に新たな風を吹き込むことができます。さらに、子どもたちに深く考えさせ、道徳的な価値を育むことを目指す教師の皆さんには、特に心強い武器となるでしょう。
著者、小木曽先生は『高学年担任の子どもの心をつかむ とっておきの語り』など多数の著書を持ち、多角的な視点で教育について考えています。
結論
『はじめよう チームで語る』は、教師同士の協力を促し、現在の学校教育の課題解決に寄与する一冊です。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。教育現場の新しいスタイルを一緒に体験してみましょう!
書誌情報
- - 著者: 小木曽弘尚
- - ISBN: 978-4-7619-3090-5
- - 定価: 2,200円(税込)
- - 購入リンク: 学事出版オンラインストア
- - Xアカウント(くろぺん): くろぺん先生のX