衣替えの新しい選択肢！“すてないライフスタイル”を提案するサービス

衣替えの新たな選択肢、R-LOOPとは

季節の変わり目、衣替えの時期が近づくと、不要になった洋服や雑貨をどう処分するか頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。そんな中、ブックオフグループが提供する「R-LOOP（アールループ）」が新たな選択肢として注目を集めています。これは、衣服や雑貨を気軽に手放せるボックス型の回収システムで、開始からわずか6か月で15トンの回収を達成し、設置拠点も200か所を超えました。

環境に優しい、R-LOOPの運営

「R-LOOP」は、リユースやリサイクルに気軽に取り組むためのシステムです。多くの人がリユースショップに行く時間がない、または面倒と感じている中で、このシステムは私たちの日常生活に簡単に取り入れられるよう設計されています。回収ボックスは、生活者に身近な場所、つまりブックオフグループの店舗を中心に設置されており、気軽に利用できるのが魅力です。

例えば、2025年の春には東急百貨店さっぽろ店で行われた回収イベントが好評を博しました。こうしたイベントやキャンペーンを開催することで、リユースやリサイクルが身近なものとして人々の意識に浸透することが期待されています。

衣類のリユースがもたらす環境メリット

環境に優しい生活スタイルが求められる中、ブックオフでは年間約45万トンのCO2排出量を削減しています。そのうち約86%が衣類による削減効果です。しかし、実際には多くの家庭でリユースが行われずに廃棄されている現状があります。これは、リユースショップへ行く手間やフリマアプリでのやり取りの煩雑さが理由です。そこで、R-LOOPが登場し、手間をかけずに不要品を次の必要としている人に繋げます。

回収された衣類は、耐久性があるものはブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」にて販売され、シーズンに関係なく様々な場所でリユースが可能になります。冬物はカザフスタン、夏物はマレーシアといった国々で、地元のニーズに応じた形で販売されるため、国際的なリユースの循環も実現されています。

リユースを身近に感じるためのさらなる取り組み

ブックオフグループは、この「R-LOOP」システムの利用を拡大させており、公共施設や教育機関、商業施設など多様な場所で回収ボックスが設置されています。これにより、より多くの人々が気軽にリユース・リサイクルに参加できる機会を提供していく考えです。生活者にとっての選択肢が増えることで、より多くの人が“すてないライフスタイル”を実現できるようになるのです。

サステナブルな未来を共に

「R-LOOP」は、生活者に“すてない選択”を提供し、手軽なリユースのスタイルを広めています。さらに、リユース量に応じてNPO法人などに寄付を行う仕組みも取り入れており、社会貢献にもつながっています。また、検品基準に満たない衣料品はパートナー企業によってリサイクルされています。追跡可能な回収袋や、定期的な報告も行われ、高い透明性を保っている点も評価されています。