睡眠調査結果
2026-03-13 09:39:22
睡眠時無呼吸症候群に関する意識調査結果を発表しました
世界睡眠デーに寄せた意識調査の結果
2026年3月13日、世界睡眠デーに合わせて、Inspire Medical Systems Japan合同会社が「睡眠に関する定量調査」の結果を発表しました。この調査は、睡眠時無呼吸症候群の患者に新たな治療法を提供するInspire Japanが実施したもので、日本人の睡眠に対する意識の向上を目的としています。調査結果は昨年と比べて大きな変化が見られず、依然として啓発活動が重要であることが示されています。
調査の特徴
今回の調査では、睡眠状況や睡眠に関する理解についてのデータが集計されました。平日の平均睡眠時間は6.3時間、休日は6.7時間で、特に50代男性の睡眠時間は6.0時間と最も少ないという結果が出ました。
睡眠時間に対する満足度
睡眠時間と質に対する満足度はそれぞれ38.6%と29.5%で、いずれも改善の兆しがありませんでした。特に40〜50代の働き盛りの世代では、満足度が低い傾向が顕著に現れています。
SASに対する認知度
「睡眠時無呼吸症候群」(SAS)の認知率は77.4%と高いものの、その内容についての理解は35.3%と依然低いままです。「病院の睡眠外来」の認知度も中程度にとどまっています。
SASリスクの認知
新たに追加された設問によると、SASによる「日中の眠気」や「高血圧」、「突然死」といったリスクが高く認識されています。特にCPAPを使用している50代では、心筋梗塞や心不全などのリスクも認知されています。
SASの影響
SASの症状としては、「会議中のいねむり」や「運転中不注意」が挙げられ、社会的な影響が大きいことが示されています。ここでの調査結果から、SASは単なる体調不良にとどまるものではなく、労働生産性の低下や事故リスクの増大といった広範な問題を引き起こすことが明らかになりました。
社会構造の課題
医療法人RESMの理事長、白濱龍太郎先生は、調査結果をふまえたコメントを発表しました。現在の睡眠への関心は高まっているものの、実態に基づいた理解には至っていないと指摘しています。また、平日の平均睡眠時間の短さや満足度の低さは、日本社会の抱える深刻な課題の一部を反映しています。
リスク管理と受診の重要性
白濱先生は、SAS未受診者が多い日本の現状や、睡眠時無呼吸症候群が心血管系疾患のリスクを増大させることについても言及しました。最も多いサインは「いびき」であり、本人だけでなく周囲もリスクに気づき受診を促すことが突然死を防ぐための鍵であると述べています。
調査の概要
この調査は、全国の30〜79歳の男女10,000名を対象としたオンラインアンケートで、2025年に行われました。調査結果に基づいて、Inspire Japanは日本人の睡眠に対する意識を高める啓発活動とSAS治療の普及に引き続き取り組むことが重要であるとしています。
結論
睡眠時無呼吸症候群に関する認識は高まっていますが、実際には病院での受診が進んでいないのが現状です。健康的な睡眠のためには、より多くの人々に十分な情報を提供し、治療行動を促すことが急務です。
会社情報
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Inspire Medical Systems Japan合同会社
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