サンライトヒューマンTDMCが輩出したビジネスID資格認定者300名の挑戦と成功

企業内教育設計の新時代

近年、企業内教育の重要性はますます高まり、サンライトヒューマンTDMC株式会社が提供する【ビジネスID講座】が注目を集めています。この講座は、インストラクショナルデザイン（ID）の専門家を育成するもので、すでに300名以上の修了生が誕生しました。

1. 資格取得の背景

サンライトヒューマンTDMCの代表、森田晃子氏は、本講座が始まったきっかけについて、9年前に外資系企業の教育部門長からの相談があったと振り返ります。その方は、アメリカ本社には多くのIDerが在籍しており、それに倣って日本でも同様の人材育成が求められるとのことでした。このニーズに応える形で、2015年4月にインストラクショナルデザインの新たな資格取得プログラムがスタートしたのです。これまでに50社以上から300名以上が認定を受け、実践的な教育設計スキルを身につけています。

2. ビジネスID講座の内容

ビジネスID講座では、効果的な研修をデザインするための手法が学べます。受講者は、受講者分析や研修評価などを通じて研修の効果を最大限に引き出すコンピテンシーを習得します。また、一般財団法人日本教育学習評価機構（JEIEL）から正式に認定を受けており、信頼性の高いプログラムです。

3. 修了生の成功事例

修了生の一人である小野薬品工業の城方孝充氏は、講座を受講したことで研修部としての役割への理解が深まったと語ります。HPI（Human Performance Improvement）の観点も学ぶことで、研修以外の手段に目を向けることができ、組織のパフォーマンス向上に寄与できるようになりました。こうした成功事例は、講座を通じて多くの企業で得られた変革の一例です。