西日本豪雨被災児童の支援キャンプ計画
公益財団法人YMCAせとうちは、被災地のこどもたちを対象にしたクラウドファンディングを開始しました。今回のプロジェクトの目的は、「西日本豪雨被災家庭のこどもたちをYMCAキャンプに招待すること」。この取り組みでは、目標額が50万円に設定されており、全国の皆さんの支援を求めています。
プロジェクトの内容
このプロジェクトは、GIVING100(ギビングハンドレッド)by yogiboを利用しており、寄付金は全額支援活動に使われます。一般的なクラウドファンディングサイトとは異なり、GIVING100では手数料が発生せず、寄付金が100%目標に届く仕組みです。
実施プログラム
西日本豪雨被災児童招待プログラム「今こそ育ちをとめないために」として、秋のリフレッシュキャンプを開催します。
- - 日時: 2024年9月28日(土)〜29日(日)
- - 会場: 国立吉備青少年自然の家(岡山県加賀郡吉備中央町)
- - 対象者: 年長(5歳)〜小学6年生(40名・子どものみの参加)
- - 参加費用: 全額寄付金で賄う
- - 内容: 1泊2日で川遊びやキャンプファイヤー、自然観察を予定
過去には延べ700名以上のこどもたちを招待し、楽しい体験を提供してきました。
背景と必要性
2018年の西日本豪雨により、多くの家庭が影響を受けました。その後、コロナウイルスの影響もあり、これまでの支援活動の場が制限されていました。しかし、昨年の秋、3年ぶりに被災地のこどもたちを招待するキャンプを実施し、大きな好評を得ました。今年も再び、被災地のこどもたちに楽しい体験を提供したいと考えています。
私たちは、教育や体験の機会が平等であることが、こどもたちの成長には欠かせないと信じています。しかし、経済的な理由で教育の機会や体験が制限されることは避けなければなりません。このプロジェクトは、そんな不平等を少しでも解消するための取り組みでもあります。
教育格差と体験の機会
日本国内では、教育へのアクセスが経済的状況によって左右されることが多いです。文部科学省の調査によると、家庭が負担する教育費の多くが学校外教育に使われており、これは特に経済的に困難な家庭において厳しい現実です。私たちYMCAは、そのためにこの「こども希望基金」を立ち上げました。
未来への展望
YMCAせとうちは、「互いを認め合い、高め合うポジティブネットのある豊かな社会」を目指して活動を進めています。今後も、被災地のこどもたちに希望を届けられるよう、皆さんの温かいご支援をお待ちしております。
このリフレッシュキャンプがきっかけで、こどもたちが新たな希望を見出し、人生を豊かにする経験を得られることを願っています。