マクニカが神奈川県警察と連携しサイバー犯罪対策を強化
株式会社マクニカが、神奈川県警察の「サイバー犯罪対策テクニカルアドバイザー」に就任しました。この役職に就いたのは、マクニカセキュリティ研究センターから選ばれた4名の専門家です。サイバー空間の脅威がますます深刻化する中、神奈川県警察は、民間企業の知見を活用し、警察のサイバー犯罪対処能力を向上させたいと考えています。
これまでマクニカは、日本国内でのサイバー攻撃の動向を先取りし、様々な対策ソリューションを研究・開発することで、社会に貢献してきました。特に、フィッシング犯罪の実態調査や攻撃手法に対する研究では、SMSを悪用した手法に特に注目しています。省庁や通信事業者と連携し、被害抑止の啓発活動を行う努力は進められています。
また、これまでも神奈川県警察とは様々なプロジェクトで連携してきました。「神奈川サイバーセキュリティフォーラム」の開催や、「サイバー防犯ボランティア」への参加、さらには「神奈川県企業サイバーセキュリティ官民合同プロジェクト」への加盟など、幅広い活動を通じてサイバーセキュリティに関する課題解決に貢献しています。
近年では、特定のVPN製品に見られる脆弱性の調査に取り組んでおり、危険度の高い製品を使用している企業に対し、情報提供や注意喚起を行っています。企業や組織のサイバー攻撃対策を支援することで、社会全体の安全性の向上を目指しています。
さらに、今年度からは神奈川県警察職員を受け入れており、セキュリティ人材の育成や知識の習得支援にも力を入れています。このような協力関係を通じて、マクニカは神奈川県警察との連携を一層強化し、県内さらには日本全体におけるサイバー攻撃や犯罪による被害を減少させる努力を続ける決意です。
株式会社マクニカは、半導体やサイバーセキュリティに特化したサービスを展開し、最新のテクノロジーを取り扱う企業です。