ミュージカル『ジェイミー』が東京で感動のステージを展開中！

ミュージカル『ジェイミー』がついに開幕

2025年7月9日、東京でミュージカル『ジェイミー』（原題：EVERYBODY’S TALIKING ABOUT JAMIE）が幕を開けました！　これは、英国で大ヒットを記録した作品で、日本では4年ぶりの上演となります。演出はジェフリー・ペイジが手掛け、ジェイミー役には三浦宏規さんとWATWINGの髙橋颯さんが配役されています。この素晴らしい舞台は、東京建物 Brillia HALL（豊島区立芸術文化劇場）で7月27日まで上演されます。

ジェイミーの物語

『ジェイミー』は、ドラァグクイーンを目指す高校生ジェイミーが、周囲の偏見と戦いながら自分らしい生き方を模索する姿を描いています。観客は彼の成長と、家族や友人との絆、また敵対者との関わりを通じて変わる価値観を見守ることになります。この物語は、ただのサクセスストーリーではなく、感動的で心温まる人間ドラマでもあるのです。

元々この作品は、BBCのドキュメンタリーを元に作られました。シェフィールド劇場での初演後、ニューヨークやロンドンでの上演を経て、ミュージカル界で一大現象を巻き起こしました。2017年にはローレンス・オリヴィエ賞において5部門でノミネートされ、昨年にはAmazon Prime Videoで映画版も配信され、多くの人々の共感を呼んでいます。日本初演の2021年も大きな話題となり、観客を魅了しました。

キャストの魅力

今回の舞台では、主人公であるジェイミー役に、ミュージカル界で注目されている三浦宏規さんと、ダンス&ボーカルグループWATWINGの髙橋颯さんがWキャストで登場します。二人のパフォーマンスの違いを楽しんでもらうため、どちらのジェイミーも観てほしいとニーズを寄せています。

ジェイミーの母親・マーガレット役を演じるのは、前回の公演でも好評だった安蘭けいさん。彼女の温かい演技により、観客は母と子の深い絆を感じることができます。ヒロインのプリティ役は唯月ふうかさんと遥海さんがWキャストで、対立するディーン役には神里優希さんと吉高志音さんが登場し、各キャラクターが織りなすドラマがこの舞台の魅力の一つです。

また、舞台に華を添えるドラァグクイーン役には泉見洋平さんや渡辺大輔さんがキャスティングされ、ミス・ヘッジ役にはかなでさんがミュージカル初挑戦で出演します。こうした多彩なキャスト陣が、作品に色を添えています。

公演情報と特別イベント

『ジェイミー』は東京以外にも、2025年には大阪や愛知でも上演が予定されています。観客には感謝の気持ちを込めて、特別イベントやキャンペーンも企画されています。例えば、特定の日にはドラァグクイーンとのお見送り会や、学生役キャストの特製ポストカードをプレゼントする特別企画も実施され、観客との交流が深まります。

また、当日券の販売も行われており、最新情報は公式ホームページで確認できます。聴覚に障がいをお持ちのお客様のための鑑賞サポートも提供され、皆さまにとって快適な観劇体験ができるよう配慮されています。