株式会社ゼロボードがベトナム企業向け脱炭素経営支援で新パートナーシップ締結

株式会社ゼロボードがEGP社と脱炭素経営支援のパートナーシップを締結

東京都港区に本社を置く株式会社ゼロボード（以下、ゼロボード）は、ベトナムのESGコンサルティング企業であるVIETNAM ENTERPRISE GOVERNANCE PLATFORM JOINT STOCK COMPANY（以下、EGP）と脱炭素経営支援のためのパートナーシップ覚書を締結しました。この協定は、企業のサステナビリティ経営を推進する新たな一歩となるものです。

パートナーシップの背景と目的

ゼロボードは、創業以来、脱炭素領域でのソリューションパートナーを拡大する努力を続けています。今回の提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、ベトナムの企業が円滑に脱炭素経営を行えるよう支援します。ゼロボードが提供するGHG（温室効果ガス）排出量算定・可視化クラウド「Zeroboard」や、それに付随するノウハウと、EGPの豊富なサステナビリティ専門知識を組み合わせることが期待されています。

これにより、ベトナムの企業はより強力な脱炭素戦略を策定し、実施することが可能になります。特に、2050年までのカーボンニュートラル達成というベトナム政府の目標を踏まえ、両社は国全体の環境への影響を低減することを目指します。

協定の締結式とシンボル

締結式には、EGPのCEOであるNGUYEN DINH THAI氏と、ゼロボードのAPAC地域ビジネスを担当する鈴木慎太郎氏が出席し、互いの協力体制を強調しました。この式典は、今後の協力関係を示す重要なイベントとなりました。

ゼロボードのサービスと将来の展望

ゼロボードは、ESG関連データの収集、管理、開示支援を行う総合クラウドソリューション「Zeroboard Sustainability Platform」を提供しています。このプラットフォームは、様々なプロセスをシームレスに支援し、企業が自らのサステナビリティ経営を強化するための重要なツールとなっています。

特に「Zeroboard」は、GHG排出量の算定と可視化が可能で、企業が法令に基づいたESG情報を適切に開示する手助けを行います。また、毎月開催される企業向けのウェビナーでは、脱炭素経営の最新動向やクライアントのニーズに応じたソフトウェアの活用方法についても解説しており、多くの企業から注目を集めています。