コロナ対策の新たな味方！キュリオが国産フェイスシールドを量産開始

コロナ対策の新たな力、キュリオの国産フェイスシールド

新型コロナウイルス感染症の拡大が続く中、全国の医療機関では個人用防護具が不足し、多くの課題に直面しています。この状況を受けて、株式会社キュリオが新たに開発・販売を開始したのが、国産フェイスシールド「CURIO Care」です。これにより、週に10,000個ものフェイスシールドを量産する体制が整いました。これは、国内でのデザインから部材の調達、製造、管理までを一貫して行うことで実現されたものです。

地域産業との協力

フェイスシールドの製造は、特に新型コロナウイルスの影響を受けて収益が減少している地元企業と協力しながら行われています。キュリオは自宅待機を余儀なくされている作業員に製造を依頼し、雇用の安定や促進にも寄与することを目指しています。また、緊急事態宣言が発令されている中で、在宅で製造ができるような体制が整えられ、作業員の安全が守られる仕組みが構築されています。

製品情報

「CURIO Care」はすでに4月17日から自社のホームページで、続いて4月23日からは岐阜名産販売株式会社のオンラインショップにて販売が開始されました。また、この製品は岐阜県関市のふるさと納税の返礼品としても採用されており、すでに多くの医療機関や個人からの関心を集めています。羽島市民病院など、全国の医療機関から5,000枚以上の受注があり、約2,000枚が納品されました。

製品詳細

- 製品名: CURIO Care フェイスシールド
- 価格: 10枚入 8,800円（税込・送料込）、100枚入 83,600円（税込・送料込）
- 素材:

- バイザー: PET樹脂
- スポンジ: ゴム系スポンジ（日本製）
- ゴム紐: ポリエステル24%、ゴム76%（日本製）

このフェイスシールドは、香川大学創造工学部の教授、井藤隆志氏がプロダクトデザインを担当しています。同氏は過去に多くの実用的なデザインを手掛けており、高い品質を確保しています。

協力企業

製造にあたっては、多数の地元企業が協力しており、グラフィックデザインやウェブサイト制作、SNS運営を手掛けるＫinya Masuo Design、そして製造と組立を担当する株式会社フルータスなどが支えています。バイザー制作を行う有限会社サトウ工業や、ラベル制作を行うデジタルプリンティンググッドなども協力しており、地域経済にも貢献しています。