電通デジタル、従業員体験を向上させる新プログラムを展開
株式会社電通デジタルが、企業の業務システム活用を通じて従業員体験を向上させる新たなサービス、「Employee eXperience(EX)ReDesignプログラム」を始動させました。現代の職場では、業務システムの導入後、その効果を最大限に発揮できず、従業員の生産性が低下する事例が増加しています。これにより企業は、本来得られるはずの利益を逃してしまうことになるのです。
業務システム導入の現状
直面する課題
多くの企業が業務システムを導入したものの、以下のような問題点が現れています。
- - 導入したシステムが業務に適合していない
- - システム利用後の効果が従業員に伝わりづらい
- - ユーザビリティが不十分である
- - システム導入の背景や目的が浸透していない
これらが原因で従業員の業務に対するストレスが増し、結果として生産性の低下を招いています。
EX ReDesignプログラムの概要
電通デジタルはこれまでに多様な業種で業務システムの導入支援を行い、従業員体験の向上に向けた実績を積み上げています。新しいプログラムは、次のステップを通じて企業の従業員体験価値を最大化し、事業成長に寄与することを目指します。
1. 現状業務インサイト導出
まずは現場でのフィールドワークを通じて、業務プロセスや利用者の状況を詳しく把握します。様々な視点から業務の流れを整理し、特定の課題を明確にします。このプロセスでは、従業員の視点を重視し、実際の利用状況を観察して理解することが重要です。
2. 従業員体験デザイン
次に、業務課題を解決するためのシステムの価値や機能を具体化します。そして、従業員が実感できる効果を測定するための指標(KPI)を設計し、業務フローを整えることで、実効性を確保します。
3. 情報設計/デザイン
業務フローに基づいて、システムの画面構造を設計します。その後、プロトタイプを作成し、ユーザーテストを重ねて改善を行っていきます。特にオブジェクト指向UIデザインを取り入れることで、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを実現します。
4. 活用・浸透施策の実施
システムを実際に導入した後は、効果的な活用施策を展開し、定期的なモニタリングを行いながら改善に繋げます。社員一人一人に導入システムの意図や背景を理解してもらうための工夫を凝らした戦略的コミュニケーションも重要です。
本プログラムでは、企業のニーズに応じたカスタマイズも可能としており、幅広いサポートに対応します。従業員体験の向上は、企業の成長に直結する重要な課題です。電通デジタルは、今後もこの領域での支援を続けていくことで、企業の事業成長に貢献し続ける方針です。
詳しい情報は、
こちらのリンクからダウンロードできます。
電通デジタルについて
電通デジタルは、日本国内で最大規模を誇る総合デジタル企業です。「人の心を動かし、価値を創造し、世界の在り方を変える。」という理念のもと、生活者に寄り添ったテクノロジーとクリエイティビティを融合させ、企業の変革と成長をサポートしています。クライアント企業との共創を通じて、新たな価値を生み出し、社会への貢献を目指しています。