日販の新たな取り組み「キラティン」で視聴者を魅了
日本出版販売株式会社(以下、日販)は、2024年8月23日(金)から、独自の縦型ショート動画ブランド「キラティン」を通じて、注目の新作小説『ぼくと初音の夏休み』のプロモーション動画を配信します。この作品は、特にティーン層に向けて、映像化された出版物の魅力を伝えることを目的としています。
「キラティン」の魅力と戦略
「キラティン」は、TikTokやYouTubeなどのプラットフォームで配信される短い映像コンテンツを特徴としています。これにより、早いペースでの視聴が可能であり、多くの若者たちが手軽に作品に接触できるよう工夫されています。
今回公開されるプロモーション動画は、小説投稿サイト「ノベルアップ+」で日間総合ランキング1位を獲得した『ぼくと初音の夏休み』をテーマにしており、作品の主人公である男女2人に焦点を当てた「初音編」と「千尋編」、さらに全体の雰囲気を伝える映像が計3本用意されています。
物語の概要
『ぼくと初音の夏休み』は、高校1年生の千尋が、奇妙な格好をした同級生・初音と出会うところから物語が始まります。湘南の浜辺を舞台に、彼らは夏休みの間に数々の出来事を経験し、互いに抱える過去と向き合いながら成長していきます。この物語には、青春の苦悩や人間関係に関する深いテーマが織り込まれています。
取り組みの一環で書店との連携
日販は、全国の書店87店舗に対し、配信動画にアクセスできるQRコードを搭載した販促ツールを無料で提供し、店頭での原作購買に繋げる活動も展開しています。これにより、書店の営業活動をサポートし、顧客に新たな体験を提供することを目指しています。
視聴方法と今後の展望
動画は「キラティン」の公式アカウントで視聴可能です。具体的には、
TikTok、
YouTube、そして
Instagramからアクセスできます。今後も日販は出版社やメーカーとの連携を強化し、新たなプラットフォームを通じて、より多くの人々に作品を届けることに注力するとのことです。
この取り組みは、映像作品の新たな形を提示し、若者たちに新鮮なエンターテインメントを提供する試みです。私たちの近くにある物語が、どのように映像として表現され、視聴者の心に響くのか、楽しみですね。