歩行から始まる健康づくり！地域のすこやか歩行ステーションの概要

健康寿命を伸ばす新たな取り組み

静岡市のスポーツクラブセイシンが、2025年春から地域の健康促進を目的とした新たな取り組み「地域のすこやか歩行ステーション」を開催することが発表されました。このイベントは毎月第4木曜日に実施され、地域住民や会員に向けて無料の歩行と姿勢のチェックを行います。

歩行の重要性

「歩くこと」は人間にとって基本的な日常行動です。自立した生活を続けるためには「いつまでも歩けること」が不可欠ですが、年齢とともに歩行の感覚に不安を抱く方も増えます。日常的に運動をしている人でも、自分の「歩行動作」に意識を向けることが少ないのが現状です。彼らが自分の動きに気づくことができれば、健康維持や新たな挑戦の機会が広がることが多いと感じています。

開催の背景

このプログラムが始まるにあたり、スポーツクラブセイシンは特に地域の人々に正しい歩き方を知っていただくことが自らの健康寿命を延ばす助けになると考えています。多くの人が歩行に目を向けることで、日常生活における健康意識が高まります。

プログラム詳細

- 名称：地域のすこやか歩行ステーション
- 開催日：毎月第4木曜日
- 時間：9:00〜14:00
- 場所：スポーツクラブセイシン千代田（駐車場一角）
- 対象：クラブ会員および地域の一般の方
- 参加費：無料・予約不要

このプログラムでは、健康運動指導士が参加者の姿勢と歩行フォームをチェックし、アドバイスを行います。特に以下のようなお悩みを抱える方におすすめです：

- 姿勢が気になる
- 歩くと疲れやすい、つまづきやすい
- 正しい歩き方を知りたい

また、参加者には身体の状態に応じたストレッチやトレーニングメニューの提案も行われます。

健康運動指導士の紹介

このプログラムを担当するのは、静岡市清水区出身の健康運動指導士、山内敬太氏です。彼は17年間の経験を持ち、特に「歩く」「走る」という動作に特化した指導を行っています。地域との連携や活動にも力を入れており、健康増進施設学術大会での講演経験もあります。

「歩くことは、生きること」と語る山内氏は、地域の皆さまが自分の足でいつまでも歩けるような支援を行う姿勢を示しています。

株式会社鈴良の取り組み

スポーツクラブセイシンを運営する株式会社鈴良は、1977年の設立以来、地域密着型のスポーツクラブとして活動を展開し、子どもから高齢者までの健康づくりを支援してきました。スイミングスクールでは多くの地域住民が利用し、厚生労働大臣認定の運動療法施設としても知られています。

これからも地域をより良くするための様々な取り組みに一層力を入れていくでしょう。