和楽器とコンピュータ音楽の融合、TRAinnovationの1stアルバムが世界同時配信！

TRAinnovation - 伝統と革新の音楽ユニット

和楽器とコンピュータ音楽が融合したユニット「TRAinnovation」が、待望の1stアルバム『TRAinnovation』を11月13日に世界同時配信します。これは単なるアルバムではなく、和の音色を新たな視点で楽しむための挑戦です。

TRAinnovationとは

2018年に結成されたTRAinnovationは、津軽三味線や和太鼓奏者であるリーダーの堀江秀幸を筆頭に、尺八や篠笛、創作日舞など多彩なジャンルに精通した6名のアーティストで構成されるユニットです。彼らの活動のテーマは「和のアップデート」。伝統音楽をあたらしい形で再解釈し、多様な音楽シーンでの受容を目指しています。

「TRAinnovation」という名前は、「Try(トライ)」「Traditional(トラディショナル)」「Innovation(イノベーション)」の3つの言葉を組み合わせた造語で、伝統を尊重しつつも新たな挑戦を続けています。彼らは国内外のライブを通じて、日本の和楽器の魅力を伝えてきました。

1stアルバム『TRAinnovation』の特徴

今回のアルバムは全12曲がオリジナルで構成されており、すべての楽曲は堀江秀幸が作曲から編曲、ミックス、マスタリングを手掛けています。特に注目すべきは、関西で活躍するバイオリニスト・中塚哲司をゲストに迎えたことです。彼とのコラボレーションにより、和楽器と西洋の伝統音楽が見事に融合しています。

収録曲について

アルバムには、「Harlequin」や「and flash」など、各楽器の特性を活かした楽曲が揃っています。「Harlequin」では、津軽三味線や尺八、箏の音が重なり合い、クールなアンサンブルを楽しむことができます。さらに「and flash」では、全ての種類の三味線とバイオリンの美しいハーモニーが心に響きます。これらの楽曲は、聴く人に新たな感動を与えることでしょう。

ユニット活動への想い

コロナ禍において、和楽器の演奏やコンサートが減少し、業界全体が厳しい状況に直面しています。しかしTRAinnovationは、その逆境を乗り越えて、和の音色を未来へと伝えていくことを約束しています。彼らの活動は、ただ音楽を楽しむだけでなく、若者に日本の伝統文化を身近に感じてもらうためのものでもあります。

リーダーの堀江秀幸は「和楽器サウンドも一つの音楽の選択肢として楽しんで欲しい」と、全ての楽曲に強い思いを込めています。その情熱は、彼自身のメッセージにも表れています。