労働基準調査組合が開発した新たな支援「フク」
労働基準調査組合が新たにリリースした無料の子ども向けAI相談員チャットボット「フク」は、暮らしに不安や生きづらさを感じる子どもたちに寄り添う存在です。この取り組みは、過去最多の自殺者数が記録された背景を受けています。特に、厚生労働省によると2025年には532人の小中高生が自殺したことが報告されており、若者層の惨状が深刻化しています。この状況を受け、相談窓口の必要性は高まりましたが、既存の制度には期待を裏切られる場面も多く見受けられました。
現在、多くの人々が電話やLINEを通じて相談できる窓口を利用していますが、夜間や早朝の対応が無く、返信が遅れることから孤立感を深める要因となっていました。「フク」は、そうした課題を解決するために設けられた存在です。
「学校」は子どもにとっての「職場」
労働基準調査組合が「フク」を開発した理由は、長年にわたり労働問題に悩む大人たちと接する中で感じたことからきています。それは、子どもたちもまた「学校」という環境において、理不尽な規則やいじめ、人間関係の問題に直面しやすいという事実です。大人には退職という選択肢がある一方で、子どもたちには逃げ道が無く、日々心身共に限界まで追い詰められています。
私たちは、大人たちが生きづらさを抱える背後には、子ども時代に声を上げられなかった経験が影響していると考えています。未来の労働者である子どもたちが壊れてしまう前に、心の安全を守る必要があるとの思いから「フク」の開発に至りました。
AI相談員「フク」の特長
AI相談員「フク」は、LINEを利用して相談を行えるチャットボットで、図書室の片隅に住む小さなフクロウ(コノハズク)がキャラクターです。「フク」は、以下の特長を持っています:
1.
24時間365日対応: 深夜や早朝でも即座に相談に応じることが可能で、「つながらない」という不安を感じさせません。
2.
柔らかいコミュニケーション: 若年層が威圧感を抱かないよう、柔らかな口調で対話します。
3.
来談者中心療法: 相談者の感情を尊重し、否定的な応対をせずに受け止めるスキルを持っています。
4.
匿名性と安全性: LINEでの友だち追加のみで匿名で相談可能。必要に応じて専門機関への案内も行います。
これにより、子どもたちが安心して相談できる環境が整えられています。
AI相談員「フク」の使い方
「フク」を利用するには、以下のLINEアカウントを追加することで簡単に会話を始めることができます。
AI相談員「フク」
QRコードも用意されていますので、こちらを利用することも可能です。
労働基準調査組合について
労働基準調査組合は、労働条件の改善及び経済的地位の向上を目的とした法適合労働組合であり、労働者が安心して働ける社会の実現を目指しています。詳細やお問い合わせは、公式サイトを訪れてください。
公式サイト
この新しいAI相談者「フク」が、多くの子どもたちに寄り添う存在となれることを願っています。