新しいラーメン店
2022-04-25 13:00:12
未来のラーメン店「ミライ堂 本店」が目指す新しい働き方とDX
未来を見据えたラーメン店「ミライ堂 本店」
埼玉県東松山市に新たにオープンした「ミライ堂 本店」は、未来型ラーメン店として注目を集めています。この店舗の最大の特徴は、日々の業務に伴う従業員の負担を軽減し、働きやすい環境を提供するところにあります。代表を務める小川氏は、長年のラーメン店運営の経験を生かし、業務を徹底的にデジタル化・機械化することで、従業員が楽に楽しく働ける仕組みを作りました。
従業員の負担を軽減する取り組み
近年、ラーメン業界では採用が難しいという問題が浮上していました。そこで「ミライ堂 本店」では、残飯処理や清掃などの重労働を軽減するための最新技術を導入しました。例えば、完全消滅型生ごみ分解装置「ゴミサー」を用いることで、従業員は残飯処理から解放され、衛生的に作業を進めることができます。また、厨房の床掃除を自動で行う「アワシャー」は、閉店後にボタンを押すことで自動的に床の洗浄を行い、翌朝には清潔な状態が保たれます。
このようなDX化が進んだ結果、「ミライ堂 本店」への応募者数は既存店舗に比べてなんと3倍に達しました。しかも、応募者の80%以上が女性であることも印象的です。これほど多くの応募が集まった理由は、安心して働ける環境が確保されているからでしょう。
お客様にとってのメリット
「ミライ堂」は、従業員だけでなくお客様にも笑顔を届けることを目指しています。特に、オーダーをスムーズに処理するための「券職人」VT-T20システムを導入し、食券を購入すると自動的にオーダーが厨房に通る仕組みを作りました。これにより、長時間の待機を減らし、より快適にラーメンを楽しんでもらえるようになっています。
最先端の技術で実現する快適な環境
「ミライ堂 本店」では、厨房内やフロアの清掃においても最新の掃除ロボット「ルンバ・ブラーバジェット」を使用しています。閉店後に自動で掃除を行うため、店舗は常に清潔が保たれています。また、熱い器を使用する際のリスクを減少させるために、セラミック製の食器が導入されており、従業員は火傷の危険からも解放されています。
さらに、営業中の電話応対を軽減するための自動応答システムも導入されており、従業員は調理や接客に専念できる環境が整っています。こうした取り組みから、今後は飲食業全体へのモデルケースとして展開していく計画です。
これからの「ミライ堂」の展望
「ミライ堂」は、今後も成長を続けることでしょう。2027年までに17店舗の展開を計画しており、ラーメン業界を足がかりとして、飲食業界全体にDX化を広げることを目指しています。
「食を通じて人々の生活に彩りを与える」ことを理念に掲げる「株式会社 飲食の未来」が提供するこのラーメン店、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。美味しいラーメンを楽しみながら、最新の技術がもたらす快適さを実感することができるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社飲食の未来
- 住所
- 東京都町田市相原町1158-4
- 電話番号
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