第一生命が気候変動分野で最高評価の「Aリスト企業」に選定
第一生命ホールディングス株式会社(代表取締役社長 グループCEO:菊田 徹也)は、この度、国際的非営利団体CDPが実施する気候変動に関する調査で「Aリスト企業」に選ばれました。これは、気候変動の取り組みや情報開示において特に優れた企業として評価された結果、2025年度のリストに名を連ねることになったものです。
CDP気候変動調査とは?
CDP(Carbon Disclosure Project)は、毎年世界中の企業の気候変動に対する対応を評価しています。2025年度には22,100社以上が情報を開示し、環境への取り組みが特に顕著な企業が「Aリスト」として公表されます。第一生命がこの評価を受けたことは、その活動が国際的にも認められたことを示しています。
第一生命の環境への取り組み
第一生命グループは、企業の存在意義を「共に歩み、未来をひらく 多様な幸せと希望に満ちた世界へ」と定めています。この目的を達成するため、グループサステナビリティ宣言を通じて、地球環境や生物多様性の保全、循環型社会の構築を企業の社会的責任と位置づけています。
特に、気候変動問題への対策として、エネルギー効率の向上や温室効果ガスの削減に力を入れています。国内でも特に進んだ取り組みを行う中核子会社である第一生命保険株式会社は、RE100(再生可能エネルギー100%)を達成した企業としての認証を獲得しており、これからも省エネ活動や再生可能エネルギーの利用を進めていく方針です。
脱炭素社会を実現するために
第一生命は、単に自社の環境負荷を低減するだけでなく、投資先企業やパートナーとのエンゲージメントを通じて、気候変動問題への解決に向けた投融資を行うことに注力しています。このような多角的なアプローチにより、脱炭素社会の実現に貢献することを目指しています。
調査結果の詳細
CDPは「世界で唯一の独立した環境情報開示システムを運営する非営利団体」です。詳細についてはCDPの公式サイトを訪れることで確認できます。第一生命のサステナビリティレポート2025では、気候変動や自然資本への取り組みが詳述されており、特にP.63~145の内容が関連しています。
今後も第一生命は、環境への配慮を第一に考え、持続可能な未来への取り組みを続けていく意向です。この評価を契機に、さらなる責任ある企業活動を推進し、より良い未来を実現していくことが期待されます。