学生起業家たちが挑戦！スケマネでの新規事業ピッチ大会の模様

先日、東京都渋谷区にある株式会社Scale Managementが主催する事業ピッチ大会が開催されました。この大会は、同社が運営する体験型ビジネスコミュニティ「スケマネ」に属する学生たちが、各自が考えた新規事業をプレゼンテーションする場となっており、多くの学生起業家が熱い挑戦を繰り広げました。

この事業ピッチ大会は、2024年8月29日(木)に行われ、対象となるのは「事業企画クラス」の学生たちです。このクラスは、参加学生が興味のある事業についてディスカッションを行ったり、毎週の勉強会や特別講師を招いたワークショップなど、他の学生とともに運営するコミュニティです。そのため、学生たちはリアルなビジネス環境に触れながら、実践的な知識を学ぶことができます。

大会では、各チームが提案した新規事業案に対して、株式会社Scale Managementの役員であり、元大和証券投資銀行部門出身の荒籾周平氏が個別にフィードバックを行いました。評価基準は、①ビジネスの成長性、②リサーチ、③プレゼン内容の3つで、それぞれの事業の魅力や実現可能性が厳しく審査されました。

特に注目を集めたのは、優勝を果たしたチームの提案したサービスです。彼らは「英語の実践機会を創出する新サービス」を発表しました。このサービスは、英語を学ぶ学習者と外国人観光客をつなぐマッチングプラットフォームを提供するものです。通常、英語を話す機会が少ない学習者に対しては、観光客と実際に会話を持つことで実践の場を提供し、観光客にとっては地元の情報や交通案内などのサポートを受けながら、より充実した旅行体験を享受できるという仕組みです。このサービスは、投資回収率の高さが評価され、優勝に繋がりました。

「スケマネ」では、今後も事業ピッチ大会を拡大して開催する予定であり、多くの学生たちが起業家としての道を歩んでいくことが期待されます。こうした取り組みは、学生たちが理想のキャリアを実現するための重要なステップになるでしょう。