星野リゾート、107名の新入社員を迎えて入社式を開催

星野リゾート、2025年秋の入社式を開催

2025年10月3日、国内外に73の施設を構える星野リゾートが同社の新入社員を迎える入社式を茨城県と大阪府で催しました。今回の式では107名の新たな仲間が加わり、彼らは今後、全国の様々な施設でそのキャリアを築いていくことになります。

新入社員研修「Warm-up Camp」

入社式に先立つ研修「Warm-up Camp」では、ホテル運営に関する基礎知識や企業文化を学ぶことが主なプログラムです。この研修は、自ら考え、意見を交わすことがテーマとされ、参加者はディスカッションを通じて多様な視点を得ることが求められます。

2025年度のテーマは「CAMP!CAMP!!CAMP!!!」というもので、変化の速い時代に自律した組織を目指し、社員一人ひとりの思考力や表現力を高めることが狙いです。この環境は、新入社員がビジネスシーンでのスキルはもちろん、何が答えか分からない問いに向き合う力を養うための重要なステップとなります。

契りの会

入社式の中でも特に印象的なイベントは「契りの会」です。この会では、社長の星野佳路から新入社員への祝辞や、先輩社員による励ましの川柳が披露されます。新入社員はそれに対し返歌を詠むことで、温かいコミュニケーションを築いていきます。

入社式のクライマックスには、手のひらに絵の具を用いて布に手形を押す「契りの手形」の儀式が行われました。この手形には、社員が法律上の関係を超えたサポートを受けることを約束する意味や、企業文化に貢献する覚悟が込められています。

今後の星野リゾートの採用活動

星野リゾートの2025年度の採用活動は、従来の入社日からの選択肢を多様化しました。入社時期を定期的に設けることで、学生は自身の生活スタイルに合わせたタイミングでの入社が可能です。今年度の新入社員数は974名を見込んでいます。これは、例年の傾向に比べても安定した成果を示しています。

星野リゾートのブランド展開

「旅を楽しくする」をテーマに運営される星野リゾートは、シチュエーションに合わせて多彩なブランドを展開し、旅行者に特別な体験を提供します。「星のや」、「界」、「リゾナーレ」、「OMO」、「BEB」、「LUCY」の6つのブランドはそれぞれ異なる魅力を持ち、訪れる人々にとって一生に一度の思い出を作るお手伝いをしています。

これから入社する新しい仲間たちが、星野リゾートでそのキャリアをどのように築いていくのか、今後の彼らの活躍が大いに期待されます。