ボイスドラマ「逢魔時コンフュージョン」の魅力
2020年に初演され、その後の再演や続編も高い評価を受けている人気朗読劇「逢魔時コンフュージョン」が、ついにボイスドラマとして発売されることになりました。販売サイトは「ポケドラ」で、すでに多くのファンが待ち望んでいた瞬間が訪れました。
ボイスドラマ化の背景と内容
「逢魔時コンフュージョン」は、そのストーリーの深さとキャラクターの魅力が多くのファンを引き付けてきました。ボイスドラマ化にあたり、当時の声優陣がそのままキャスティングされており、作品の雰囲気やキャラクターの個性が忠実に再現されています。
今回のボイスドラマでは、本編が加筆・修正され、朗読劇では表現が難しかった妖艶なシーンも完全に収録されています。また、特典として収録されたキャストトークもファンにはたまらない内容です。特に、天野静馬役の野島健児さんと羅叉役の佐藤拓也さんが収録直後に語るトークは、作品に対する思い出や今作への期待が感じられ、聞く価値があります。
キャラクターとキャスト
- - 天野静馬(CV:野島健児): 理知的で色気のある青年。双子の兄。
- - 羅叉(CV:佐藤拓也): 千年を生きる傲慢な鬼。決して無碍にはできない存在。
- - 天野拓巳(CV:熊谷健太郎): 体育会系の双子の弟で、兄思い。
- - 羽月(CV:中澤まさとも): カラスの化身で、羅叉の舎弟。
- - 森嶋乃亜(CV:白井悠介): 英国系ハーフの神父。
- - 森嶋廉之介(CV:酒井広大): 双子の同級生で神父の従兄弟です。
- - 父(CV:波多野和俊): 海外赴任中の静馬と拓巳の父。
- - 母(CV:生天目仁美): 病で亡くなった静馬と拓巳の母。
ストーリー概要
物語は、高校二年生の天野静馬が母の死をきっかけに彼女の隠された役割に気づくところから始まります。遺言で示されたのは、母の後を継いで神社の神主となり、土地の氏神である鬼に身も心も捧げるという重責。果たして、1500年以上の歴史を持つこの関係はどのように展開されるのか、実に興味深いプロットです。
キャストのコメント
各キャストもこのボイスドラマ化に寄せる思いを語っています。静馬役の野島健児さんは、「昔の友達に会ったような懐かしさ」を感じたとコメントし、作品が皆と共にあり続けることへの期待を述べています。一方、羅叉役の佐藤拓也さんは、スタジオでの録音が新たな熱を生んだと興奮気味に語ります。
また、天野拓巳役の熊谷健太郎さんや羽月役の中澤まさともさんも、自らの役に込めた思いをしっかりと伝えています。彼らの言葉からも、作品に対する深い愛情が伝わってきます。
ファンへのメッセージ
今回のボイスドラマは、朗読劇を観た方も初めて作品に触れる方も満足できるクオリティになっています。鬼と人間の間に織りなす物語は、聴くたびに新たな感動をもたらすことでしょう。ぜひ何度も聴いて、本作にどっぷりと浸かってみてください。