羽田空港で初の非接触指紋認証実証実験が始まる！

羽田空港で実施される非接触指紋認証の実証実験

出入国在留管理庁が実施する日本初の非接触指紋認証の実証実験が、2025年2月3日から28日までの期間に羽田空港第3ターミナルで行われます。これは、訪日外国人に対する出国手続きの効率化を目指すもので、パナソニックコネクト株式会社の最新技術が採択されました。

実証実験の背景と目的

世界的に旅行客が急増している中、出入国手続きの煩雑さが課題として挙げられています。特に、従来の指紋認証機では、対面での接触が必要で、手続は時間がかかるのが現実です。それに対し、パナソニックコネクトが開発した非接触型の指紋認証技術は、指紋の変形が生じず、より効率的な認証を実現します。この新技術により、登録済みの指紋データベースとの照合が可能となり、スムーズな出国手続きを固定することが期待されています。

実証実験の詳細

この実証実験は、羽田空港第3ターミナルの中央にある出国審査場付近で行われます。対象となるのは、日本を出国する外国人の中で実験に賛同した方々で、参加することで新しい時代の出入国手続きの一端を担うこととなります。
実施期間は2025年2月3日から2月28日までの26日間。この特別な機会を通じて、利用者の皆さんには、未来の空港体験の一端を体感していただけることでしょう。

未来の出入国手続きに向けて

パナソニックコネクトは今後、顔認証技術や非接触指紋認証のさらなる向上を目指し、実証実験で得られたデータを活用して技術の洗練を進める見込みです。生体認証技術の導入と併せて、先進的なセンシング技術を取り入れることで、空港での出入国手続きの一層の効率化を図ります。さらに、訪日外国人6,000万人時代に向けて、快適で円滑な旅客体験を提供することが目指されています。

お問い合わせ先

パナソニックシステムお客様ご相談センター
フリーダイヤル：0120-878-410
受付：9時～17時30分（土・日・祝日は受付のみ）

このような新しい技術の導入により、国内外からの旅行者にとって、より快適で便利な空港体験が提供されることを期待しています。是非、実証実験の情報をチェックして、参加の機会を見逃さないでください。