ヒューマンアカデミーが新たなカレッジを開設
教育事業のヒューマンアカデミー株式会社は、2026年4月よりプロのダンサーを目指す人々に向けた新しい「ダンスカレッジ」を開設することを発表しました。このカレッジでは、ダンスを仕事にしたい人々を対象に、専門的な教育を提供し、技術と知識を身につけさせることを目的としています。
ダンス業界の現状
最近では、中学校でのダンスの必修化やSNS上でのダンスコンテンツの人気が高まり、ダンス人口は増加の一途をたどっています。それに伴い、ダンスの職業選択肢も広がる中、技術向上だけでは職業に結びつくのが難しいという現状もあります。このような背景から、ヒューマンアカデミーはダンスを専門に学ぶ環境を整える必要があると考え、カレッジの設立に踏み切りました。
カリキュラムの概要
新設されるダンスカレッジでは、著名な振付師akane氏がカリキュラムを監修し、2年間の集中的な学びを提供します。受講生はオールジャンルのダンスレッスンの他に、クリエイターとしてのスキルやビジネススキルも学習し、総合的な職業人としての成長を目指します。具体的には、ダンステクニックの習得に留まらず、マーケティングやブランディング、自己表現力の強化なども行われます。
開講に向けた準備
2025年4月29日には、東京都内でakane氏を招いたワークショップが予定されています。参加者はダンスワークショップや質疑応答を通じて、カレッジのプログラムについて深く学ぶ機会が得られます。詳細は公式サイトにてご確認を。参加申込はすでに受付が開始されています。
akane氏のプロフィール
akane氏は、大阪府岸和田出身の振付師で、3歳からダンスを学び始めました。大学生時代には地元の高校ダンス部を教え、全国大会に導いた経験を持っています。彼女は2015年より自身のダンスカンパニーを立ち上げ、17年には「バブリーダンス」がYouTubeで1億回以上再生され、注目を集めました。現在は、アバンギャルディのプロデューサーとしても活動しており、海外公演やさまざまなイベントの振り付けを手がけています。
ヒューマンアカデミーの教育理念
ヒューマンアカデミーは、「Edutainment Company」として、様々なライフステージにあわせた多様な教育プログラムを提供しています。この理念に基づき、ダンスカレッジも若者が楽しみながら学び、実践に生かすことのできる環境を目指しています。また、学習支援プラットフォーム「assist」を通じて、個別の相談にも対応しながら、受講生の目標達成をサポートします。
終わりに
2026年のダンスカレッジ開設は、ダンス業界に新しい風を吹き込む大きな一歩となります。将来のダンサーを目指す人々にとって、このカレッジは貴重な学びの場となり、彼らの夢を実現するための支えとなることでしょう。今後の展開に期待が高まります。