鎌倉市大船に商住一体型施設「kuguru」が誕生

商住一体型複合施設「kuguru」が誕生

鎌倉市大船エリアに、新たな活動スペース「kuguru（くぐる）」が2026年春にオープン予定です。施工を担当するのは松竹株式会社で、建築設計と監理にはブルースタジオが関わっています。このプロジェクトは、地域商業と居住空間の融合を図りながら、「暮らしと商いが共存する“なりわい暮らし”」をコンセプトとして掲げています。

施設の概要と魅力

「kuguru」は、徒歩6分の距離で大船駅からアクセス可能で、山蒼稲荷神社に隣接した立地に構築されます。商業エリアは、松竹通り沿いに面した2区画の店舗と、5戸の店舗兼用住宅で構成されています。それぞれの特徴は以下の通りです。

店舗区画

店舗専用区画には、面積50.18㎡のA区画と46.91㎡のB区画があり、現在テナントを募集中です。地域の顔とも呼ばれるこの店舗は、大船らしい商い文化のルーツを受け継ぎ、顧客との親密さを築く場所となります。

店舗兼用住宅区画

この区画は、商いを行うことが可能な賃貸住宅です。「なりわいタイプ」と「あきないタイプ」の2つのプランがあります。なりわいタイプは、5畳ほどの土間スペースを活用し、小規模な店舗運営や新しいことに挑戦する人に最適です。一方、あきないタイプはより広い土間を持ち、キャパシティのある店舗運営を希望する方向けです。

上棟イベントのご案内

2025年6月8日（日）には、「kuguruの棟上げまつり」と称した上棟イベントが開催されます。特に予約は不要で、誰もが自由に参加できる内容になっています。この日は、14:00〜14:30の間にお菓子とお餅のまきが行われるほか、鎌倉・大船の先輩あきんどによる屋台も出店予定です。さらに、地元の人々と交流をはかる貴重な機会です。