94円で送れるアロマキャンドル付きメッセージカード「tetote」が登場！

新しいコミュニケーションの形「tetote」

文具業界で初めて、94円の定形郵便で送れるアロマキャンドル付きのメッセージカード「tetote」がこの秋、新たに発売されました。この商品は、アロマキャンドルとメッセージカードが一体化したもので、灯りと香りを通じて思いを伝えることを目的に作られています。さらに、定形郵便として郵送可能な形状に配慮されており、これまでにない新しい形のコミュニケーションを提案します。

「tetote」は、2018年度の「東京ビジネスデザインアワード」で優秀賞を受賞するなど、そのデザインや機能性が高く評価されています。アロマキャンドルの価格は、税抜きで1600円。この商品は、国産原料を使用したハンドメイドのキャンドルが特徴で、職人の手によって丁寧に作られています。

アナログの良さを再発見

デジタルコミュニケーションが主流となった現代において、手書きのメッセージカードには独自の魅力があります。SNSやメールで簡単にアクセスできる時代だからこそ、「思いをこめた手紙を書くこと」を再評価する動きが見られます。このような背景の中、「tetote」は、手書きのぬくもりを大切にし、アロマの香りとキャンドルの温もりで豊かなコミュニケーションを促進します。特に近年、インスタントカメラや手書きのノートが再び注目されていることから、この商品は若い世代にも新鮮に映ることでしょう。

商品の特長と活用シーン

「tetote」は、メッセージカードがキャンドル立てにもなるという２つの役割を持っています。また、安全性にも配慮されており、防炎用紙を使用。キャンドル部分は8.5mmの薄さで、郵送時の衝撃にも強い設計になっています。香りはサクラ、柚子、グリーンティーの3種類を扱っており、そのいずれもが熟練の調香師によって作り出されたものです。

この商品は、友人や家族、ビジネスでお世話になった方々に手紙を送る際、または母の日などの記念日にも最適です。受け取った方は、灯りと香りを楽しみながら、心温まるメッセージを感じられるでしょう。また、軽くて持ち運びやすいサイズなので、旅行のお供にもぴったりです。

開発の背景とこだわりの技術

「tetote」の開発は、東京都が主催する事業提案コンペティション「東京ビジネスデザインアワード」を契機に始まりました。開発を手がけたのは、1947年に創業した東洋工業株式会社で、キャンドル製造の専門メーカーとして長年育まれてきた技術を活かしています。特にアロマキャンドルにおいてはキャンドル製造と調香技術を融合させ、国内外で高い評価を得ています。

また、LURA Design Studioと共同での開発により、洗練されたデザインと機能が実現しました。これにより、日本国内にアロマキャンドルの文化を広めることを目指しています。