SonicWallが次世代ファイアウォールを刷新
カリフォルニア州ミルピタスに本社を置くSonicWallは、2025年8月13日、Generation 8ポートフォリオの一環として、9種類の新しいファイアウォールを公開しました。この発表は、マネージドサービスプロバイダー(MSP)やマネージドセキュリティサービスプロバイダー(MSSP)のために特化して設計されたサイバーセキュリティプラットフォームとして、非常に重要な意味を持ちます。
この新商品群は、エンドポイントからローカルネットワーク、さらにはクラウドまでの脅威に対応するための統合型セキュリティソリューションを提供するという、SonicWallの取り組みの象徴です。Generation 8は、拡張性が高く手頃な価格で、シンプルなソリューションを提供することを目指しており、パートナーが顧客に対して優れたセキュリティ保護を提供できるよう支援します。
最新のファイアウォールは、高度な保護機能に加え、インテリジェントなクラウド管理やゼロトラストセキュリティなどの最新技術を備えています。これらのサービスは、月額料金で手軽に提供されるため、顧客にとっても利用しやすくなっています。
ボブ・ヴァン・カーク社長のコメント
SonicWallの社長兼CEOであるボブ・ヴァン・カーク氏は、「我々は単に新しい高性能ファイアウォールを提供するのではなく、パートナーとその顧客が最新の脅威に対処できるよう支援することが重要です」と強調しました。
新しいファイアウォールラインナップは、より広範囲な統合プラットフォーム戦略の一部であり、SonicWallの統合管理機能や組み込みZTNA、SonicSentryマネージドサービスチームなどを活用しながら、パートナーが顧客信頼の強化に貢献できるよう設計されています。
統合プラットフォームの特徴
Generation 8ポートフォリオの刷新は、SonicWallの独自のアプローチの一部として、ハードウェア、ソフトウェア、マネージドサービスを組み合わせたものです。以下は、主要なプラットフォームの特長です。
- - SonicWall統合管理:ファイアウォールやネットワークポリシー、アクセス制御を管理するためのクラウドコンソール。
- - 組み込みZTNA:次世代リモートアクセス機能をすべてのファイアウォールに搭載。
- - SonicSentry共同管理セキュリティ:24時間体制の専門的な監視を提供。
- - サイバー保証:業界初の20万ドルの組み込み保証が付随する。
SonicWallの最高収益責任者(CRO)であるジェイソン・カーター氏は、「MSPやMSSPには、優れたテクノロジーだけでなくビジネス拡大のためのサポートも求められています」と述べ、パートナーが顧客のニーズに応えるために必要なメリットを提供することを強調しました。
まとめ
この新平台は、日々進化するサイバー脅威に対抗するための強力なセキュリティと拡張性を求める企業や組織にとって、非常に魅力的な選択肢となります。SonicWallは、従来のネットワーク環境に限らず、クラウドやハイブリッド環境を考慮した最新のソリューションを提供し、顧客が直面する課題に対応するための堅固なセキュリティ基盤を構築することを目指します。詳しくは、SonicWallの公式サイトをご覧ください。