「SANU」が実現する自然との共生。1億円資金調達で新たなライフスタイルを提案

自然との共生を実現する「SANU」の新たな挑戦

ホテル&レジデンスブランド「SANU」は、自然との共生をテーマにした新しいライフスタイルを提案するため、シードラウンドで1億円の資金を調達しました。「SANU」は、単なる宿泊施設ではなく、自然との調和を大切にした新しい価値観を持つ住まいの提供を目指しています。

SANUの理念

「人と自然が共生する社会」の実現を目指す「SANU」は、利用者が自然の中で健康的かつ楽しく生活できる環境を提供することを目的としています。このブランドの特色は、ただ宿泊するだけでなく、自然を感じながら住み、働き、遊ぶことができる新たなライフスタイルの提案です。

サブスクリプション型の「SANU 2nd Home」

2020年7月には、第一弾のサービス「SANU 2nd Home」が発表されました。このサービスは、東京などの都市部から約1時間半でアクセス可能なロケーションに、自自然の中に第二の家を持つことができるサブスクリプションプランを提供します。月額5万円という手頃な価格で、自然の中での生活を楽しむことができます。この新たなアプローチは、従来のホテルビジネスや別荘・リゾートホテルの概念を革新し、テクノロジーによって効率的かつ快適な運営がなされることを目指しています。

調達資金の用途

今回の資金調達により、以下の三つの主要な用途が設定されています。
1. シームレスな滞在体験の実現
技術を活用して散在するプロパティの管理を効率化します。モバイルでの簡単な予約、無人チェックイン・チェックアウトなどを導入し、利用者にとってスムーズな滞在体験を提供します。
2. 創業メンバーの採用
「人と自然の共生」というミッションに共感する人材を募集中です。新しい価値観を共有し、一緒にこのブランドを創り上げていく仲間を求めています。
3. マーケティングとプロモーション
来春の「SANU 2nd Home」サービス開始に向けて、理念に共感する企業やアーティストなどとコラボレーションし、多彩なプロモーション活動を企画しています。

ブランドの未来へのビジョン

SANUの共同創設者、本間貴裕氏と福島弦氏は、「次の時代の文化を創る可能性がある」とハリウッドの投資家から寄せられた激励の言葉を強調しています。新型コロナウイルスの影響を受け、多くの人々が新しい生活様式を模索する中、SANUは「人と自然をつなぐ」ことをテーマに小さくとも着実な一歩を踏み出しています。