メタバース資金調達
2024-08-26 08:30:58

日本初のメタバース専門プロダクションがシードラウンドで1.1億円の資金調達を実施

メタバースクリエイターズが資金調達を実施



株式会社メタバースクリエイターズ(以下、メタバースクリエイターズ)は、シードラウンドにおいて合計1億1,111万円を調達しました。この資金調達は、リード投資家であるNESベンチャーキャピタルをはじめ、株式会社アミューズやSGインキュベートなど、さまざまな投資家が参加しています。メタバースクリエイターズは、メタバース市場の急成長に伴い、より一層のコンテンツ創出に向けた体制を整える予定です。

資金調達の背景



2023年4月に設立されたメタバースクリエイターズは、日本で初のメタバースクリエイター専門のプロダクションとしてスタートしました。VRChatやRoblox、ZEPETOなど、認知度の高いプラットフォームで活躍するクリエイターたちを集め、グローバルに向けたヒットコンテンツを生み出しています。今回の資金調達により、企業との協業や新たな収益モデルの構築に力を入れていく方針を明確にしました。

メタバースとエンタメの融合



アミューズが運営するKulture Fundは、メタバースとの融合を通じてエンターテインメントの領域を深めることを目指しています。アミューズが持つ多彩なIP(知的財産)を3Dアバター化し、メタバース空間で展開する新たな試みに挑戦します。これにより、メタバースでの新しい文化やコミュニティCreationを促進することが期待されています。

一方、SGインキュベートは、北部九州エリアを拠点として「リアル×メタバース」の共創を探求しています。この地域は多くの国際ビジネスが行われているため、メタバースの活用が注目されているのです。エネルギー事業にとどまらず、さまざまな業種との連携を図ることで、地域経済の発展も目指しています。

メタバース市場の見通し



現在、グローバルなメタバースの利用者は4億人を超えており、2030年にはその数が7億人に達すると予測されています。また、メタバース市場で重要なキーワードとして「UGC(ユーザー生成コンテンツ)」と「アバターエコノミー」が挙げられています。特にUGCメタバースでは、ユーザーが自らコンテンツを制作し、新しい楽しみ方を創造しています。

アバターは、今後のメタバースにおけるアイデンティティの象徴としてますます重要になるとされ、特にZ世代やα世代において浸透が進んでいます。この潮流を受けて、メタバースクリエイターズはアバター経済の形成を通じて、メタバース市場の成長を牽引していく考えです。

投資家の肯定的な反応



各投資家は、メタバースクリエイターズのビジョンや活動に対して期待を寄せています。リード投資家であるNESベンチャーキャピタルの代表、今川信宏氏は、「メタバースが新たな社会基盤としての可能性を持っている」と指摘し、若宮社長のアート思考と経験を評価しています。また、アミューズの白石耕介氏も、エンターテインメントの新たな形を共に作り上げていく意欲を見せています。

今後の展望



メタバースクリエイターズは、これからの成長段階において、グローバルなメタバース市場をターゲットとし、さまざまなコンテンツを展開していきます。企業との積極的な協業や新しい収益モデルの確立を通じて、メタバースクリエイターズは未来のエンターテインメント市場において重要な位置を確立することが期待されています。メタバースの可能性を最大限に引き出し、日本のクリエイターたちを世界に向けて発信していくことが、今後の大きな目標となります。

会社概要



  • - 社名:株式会社メタバースクリエイターズ
  • - 本社所在地:東京都渋谷区神宮前六丁目23-4
  • - 代表取締役:若宮和男
  • - 設立:2023年4月3日
  • - 事業内容:メタバースコンテンツの企画、制作、販売、配信、知的財産権の取得と管理
  • - 公式ホームページ


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会社情報

会社名
株式会社メタバースクリエイターズ
住所
東京都渋谷区円山町28−1 渋谷道玄坂スカイビル 11F
電話番号

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