2026年6月22日(月)、作家万城目学の記念すべきデビュー20年を祝して、名作『愛蔵版鴨川ホルモー』が発売されます。この特装版は、金の箔押し仕様の豪華な函入り装丁が施されており、一見の価値があります。新たに書き下ろされたエッセイ「二十年目のあとがき」も収められ、特別なフィーチャーが盛り込まれた一冊です。
万城目学さんは、2006年に第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞し、デビュー作『鴨川ホルモー』を出版。作品は、京都を舞台にした大学生たちの奇想天外な競技を描いた青春群像劇で、瞬く間に読者の注目を集めました。続く作品には『鹿男あをによし』や『プリンセス・トヨトミ』、さらには『八月の御所グラウンド』で直木賞を受賞するなど、唯一無二の世界観で多くのファンを魅了してきました。
この度の愛蔵版では、収録される新しいエッセイで、万城目さん自身が二十年前の心境を振り返る内容が明かされます。著者は「まだ何者でもない29歳の若者が、このように素晴らしい豪華版が世に出るとは、当時は誰も考えていなかったはず。とても嬉しい」とコメントしています。この作品は、すべての万城目学ファンや読書愛好者にとって魅力的なものとなるでしょう。
この特装版の函イラストは、人気作品『丁寧な暮らしをする餓鬼』の作者、塵芥居士さんの描き下ろしによるもので、千年の歴史が交じり合う京都を舞台に描かれた「オニ」たちの姿が遊び心たっぷりに表現されています。函の金箔押しや、本体の「京大青竜会」のカラーリングなど、装丁デザインには徹底したこだわりが見受けられ、ブックデザイナーの佐藤亜沙美さんによって仕上げられています。このようなこだわりが、読者にとって特別な価値をつくり出しています。
作品の内容に目を向けると、物語は「ホルモー」という独特の競技を巡り、葵祭や祇園祭の華やかな風景の中で繰り広げられます。新入生がふと手にしたビラから始まる運命的な出会いや、恋愛と競技が交錯する様は、読者に新たな感動をもたらします。
【書誌情報】
作品名:愛蔵版鴨川ホルモー
著者名:万城目 学
装丁:佐藤亜沙美
装画:塵芥居士
定価:6,050円(本体5,500円+税)
発売日:2026年6月22日(月)
体裁:四六判上製函入り/単行本/304ページ
ISBN:978-4-04-116946-9
発行:株式会社KADOKAWA
作品情報ページ:
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万城目学の魅力を詰め込んだ『愛蔵版鴨川ホルモー』の登場は、ファンにとって待望の一冊。これからの20年を象徴する作品となることでしょう。