ゼロワンブースターとMeet Venturesが提携
株式会社ゼロワンブースター(以下、01Booster)が、シンガポール、インドネシア、マレーシアに本社を持つアクセラレーター兼ベンチャーキャピタルのMeet Venturesと覚書(MOU)を結んだことを発表しました。このパートナーシップは、日本のスタートアップが東南アジア市場へ進出することを支援することを目的としています。
01Boosterは、東南アジアの市場へ新たに参入しようとする日本のスタートアップと、日本市場をターゲットにする東南アジアのスタートアップの双方を支援する計画です。これは、現地の専門家によるメンタリングや企業との連携を通じて実現されます。
具体的な支援内容
この提携による支援は多岐にわたります。日本及び東南アジア市場への参入を成功に導くために、以下のようなプログラムが提供されます。
1. 日本・東南アジア市場進出支援
両国の専門家によるメンタリングや現地企業とのビジネスマッチングを通じて、スタートアップの市場進出をサポートします。また、事業モデルの構築やマーケティング戦略のアドバイスも行われます。
2. 貿易ミッションとスタートアップイベント
両国での貿易ミッションを実施し、特定の市場ニーズを満たすためのスタートアップイベントも開催します。これにより、参加スタートアップはネットワーキングの機会を得ることができます。
3. 人材交流とスキル開発
人材交流プログラムやスタートアップインターンシップを提供し、必要なスキルの開発を支援します。このプログラムにより、参加者は最新の知識とネットワークにアクセスできるようになります。
Meet Venturesについて
Meet Venturesは、東南アジア市場において特にSaaSやAIを利用するテック系スタートアップに積極的に投資を行っている企業です。これまでに20以上のアクセラレータープログラムを運営し、実績のあるチームが未来のスタートアップを支えています。
01Boosterの役割
01Boosterは「事業創造の力で世界を変える」という理念のもと、日本国内のスタートアップと大企業の連携を図るさまざまなプログラムを実施しています。また、起業支援やスタートアップ向けのインキュベーションプログラムを通じて、一貫した支援体制を整えています。
この新しいパートナーシップは、日本と東南アジアのスタートアップシーンに新たな波をもたらすことが期待されており、これからの展開がとても楽しみです。
結論
両社のノウハウとリソースを活用することで、今後のスタートアップ支援の取り組みはさらに広がり、より多くの企業が国際市場に挑戦することが可能になるでしょう。この提携が、日本と東南アジア間のビジネス交流を促進させ、互いの市場で新たなチャレンジをするスタートアップの成功につながることを期待しています。