新たな品質管理システム『QualiZ(クオリツ)』の革新
株式会社NEXT STAGEが提供する住宅品質管理アナリティクスクラウド『QualiZ(クオリツ)』が、2026年3月25日に機能を大幅にリニューアルします。この革新により、住宅事業者は自社のデータから品質に関するボトルネックを特定し、自ら改善アクションを実行できるようになります。
背景と現状
現在、建築業界は深刻な人材不足と、2024年4月実施予定の労働基準法改正によるの労働時間制限という二つの大きな課題に直面しています。特に、技術評価や施工品質はこれまで「現場監督の主観」に依存し、不透明な評価が常態化しています。これにより、労働環境やさらなる技術力向上が阻害されているのが実情です。評価基準が不明確なため、適切なフィードバックや技術の継承も困難になっています。加えて、企業内では改善点を特定することが難しく、外部に頼らざるを得ない状況です。
『QualiZ(クオリツ)』による革新
『QualiZ』は、これらの問題を解決するための「自走型クラウド」システムとして生まれ変わります。リニューアルの際には以下の四つの機能が追加されました。
1. リアルタイム可視化機能
プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで可視化し、不備率や施工前率、未確認率など、品質管理のための重要指標に目標値を設定できる機能を搭載しました。これにより、組織の現状を一目で把握し、迅速な改善が可能になります。
2. ドリルダウン分析
原因特定のプロセスが大幅に簡素化され、具体的な不備や問題がどの工程に関連しているのかを詳細に分析できます。これにより、どの作業員や職人が影響を及ぼしているかまで明確にし、ピンポイントで改善策を施すことが可能です。
3. パーソナルスキル分析
現場監督や職人のスキルを「レーダーチャート」で可視化し、具体的な成長軌跡をデータとして示します。これにより、客観的なスキル評価が可能になり、1on1の指導にも役立ちます。
4. 改善アクションの進捗管理
企業が注力すべき改善項目の進捗を一貫して管理し、目標達成のための支援を行います。これにより、定期的なフォローアップが行え、改善を持続的にテスト・評価する文化が根付くことでしょう。
今後の展望と会社の取り組み
NEXT STAGE社は今後、蓄積されたビッグデータを活用し、データが住宅施工現場の議論や決定を支援する「品質管理のパートナー」としての進化を目指します。大きなビジョンを持つ代表取締役社長の小村直克氏は、クレームが多いと言われる住宅業界で製造課題の解決を果たすため、消費者が安心して住宅を購入できる健全な市場を創出することを目指しています。
会社概要
株式会社NEXT STAGEは、「建築技術×IT」で地域の「つくる」をソリューションすることをミッションに掲げています。今後も技術・技能、知見・経験、システム、人材化の4つの強みを生かし、持続可能な住宅製造のソリューション事業を進めていくとのことです。
所在地は、大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番43号 あべのハルカス33Fです。興味のある方は、公式ウェブサイトまたはお問い合わせ先から詳細を確認できます。