ウガンダの農村支援を加速するディクソン氏が来日、知見を日本から持ち帰る
国際協力NPO法人コンフロントワールドの代表理事、荒井昭則氏は、ウガンダ農村部で現地支援を行う「JEDOVC」のメンバー、ディクソン氏を日本に招聘することを発表しました。彼の来日は、ウガンダと日本の連携を強化し、農村部でのトイレ建設や水タンク設置などのプロジェクトを推進するためのものです。
来日スケジュールと予定されている活動
ディクソン氏は、2023年12月19日から12月23日までの期間、日本に滞在します。その期間中には、大磯こどもサミットに参加し、未来を担う子どもたちにウガンダの現状を伝えることを予定しています。ここでは、国際感覚を育む貴重な機会が提供されるでしょう。
また、大磯町内の表敬訪問を行い、地域の行政と交流を深めることにも力を入れています。日本の文化や取り組みについて学ぶことは、彼にとって非常に大きな意味を持つでしょう。
加えて、トイレや浄水設備の視察を行い、日本の先進技術を学ぶ機会を得ます。これにより、ウガンダのプロジェクトに活かすための知見を深めることが期待されています。ディクソン氏の視察は、特にSDGs(持続可能な開発目標)第6目標「安全な水とトイレを世界中に」を意識した重要な取り組みとなります。
SDGsに基づく具体的な課題への貢献
ディクソン氏は、SDGsターゲット6.1および6.2に従い、以下のような具体的な課題解決を目指しています。2030年までに、すべての人々が安全で安価な飲料水に普遍的かつ平等にアクセスできるようにすること、そして全ての人々が適切かつ平等な下水・衛生施設へのアクセスを得ることが目標です。
特に女性や女子、脆弱な立場にある人々のニーズに配慮した取り組みが推奨されており、視察を通じて得た知見を地域の学校や行政と共有し、コミュニティ全体での衛生管理を促進していく狙いもあります。
今後のウガンダでの活動展開
ディクソン氏は日本での視察を通じて得た情報を武器に、ウガンダ農村部における取り組みをさらに進める方針です。具体的には、トイレ建設による衛生環境の改善や、水タンク設置による安全な水のアクセス向上が期待されています。
これらのプロジェクトは地域住民の生活向上に直結するものとされており、その成果は多くの人々に恩恵をもたらすことでしょう。
コンフロントワールド代表のメッセージ
「今回、多くのご支援のおかげでディクソン氏を日本に招聘できました。私たちは2018年から現地NGO『JEDOVC』と協力し、水や電気が不足する地域でのインフラ整備に取り組んでいます。今回の来日を契機に、日本の先進技術を視察し、その知見をウガンダでのプロジェクトに活かしてまいります。また、大磯町の皆さまにもウガンダの現状や、水やトイレの重要性をお伝えする機会となれば幸いです。」と、荒井昭則代表は意気込みを語ります。
コンフロントワールドについて
コンフロントワールドは、2018年に設立された国際協力をめざすNPO法人です。「不条理の無い世界の実現」をビジョンに掲げ、20代から30代の若い世代が中心となって活動しています。社会人や学生がともに知恵を出し合い、ボランティアとしての情熱を持って全球的な課題解決に取り組んでいる団体です。詳細は公式ウェブサイトで確認できます:
コンフロントワールドのウェブサイト
取材およびお問い合わせ
本件に関する取材や問い合わせは、NPO法人コンフロントワールドの広報担当までご連絡ください。メールアドレスは
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