神馬啓佑の新個展「カンバセーション・ピース」
京都岡崎 蔦屋書店にて2024年12月25日から2025年1月21日まで、美術家神馬啓佑の個展「カンバセーション・ピース」が開催されます。この展覧会は、京都を拠点に活動する神馬が、絵画を通じて「家族」というテーマを探求するものです。
展覧会の概要
「カンバセーション・ピース」という名前は、会話のきっかけを意味しており、また17~18世紀のヨーロッパにおいては家族像を表す言葉としても使われました。神馬は、この言葉にヒントを得て、家族の関係性や親密さ、個々の差異についての思考を絵画に表現しています。
展覧会では、様々な人物が描かれた作品が並べられます。一見相対するかのような抽象表現と具象的表現が絡み合い、観客はそれぞれの作品から新たな問いを得られることでしょう。特に目を引く作品「Conversation Peace(blue bird)」では、細密な画風が印象的です。
作品について
神馬自身は、自身の絵を描く過程が長い歴史を持つことに感銘を受け、それを証明するものとして自らの日常の思索や苦悩が大切だと語っています。彼の言葉には、アートとは過去と現在が交錯する重要な瞬間であるという深い意味が込められており、鑑賞者もまたその瞬間を共有することができます。
作品の販売について
この個展で展示される作品は、12月25日(水)の午前10時から店頭にて販売され、同時に一部の作品はオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも購入可能となります。オンラインでの販売は12月26日(木)から1月21日(火)まで行われます。
イベントの詳細
この個展は、京都岡崎 蔦屋書店のGALLERY ENウォールで開催され、主催者は同書店となっています。営業時間は、初日は10:00から20:00で、その他の日は8:00から20:00までとなっていますが、1月13日(月・祝)は臨時休業です。詳しい情報は公式ウェブサイトをご覧ください。
アーティストのプロフィール
神馬啓佑(Keisuke Jimba)は1985年に愛知県で生まれ、兵庫県で育ちました。彼は京都造形芸術大学を卒業後、さまざまな個展やグループ展に参加しており、国内外での評価を受けています。最近の個展には「I’m calling /通話中」と題したものがあり、さらに今後の展望が期待されています。
アートに対する神馬の情熱は、彼の作品づくりに常に息づいており、訪れる人々に新たな視点を提供することでしょう。新作を通して、彼の持つ独自の視点に触れてみてください。
まとめ
神馬啓佑の個展「カンバセーション・ピース」は、京都岡崎 蔦屋書店にて開催され、彼の深いアートへの思索と新たな挑戦を体感できる貴重な機会です。ぜひ足を運び、彼の作品を体験することをお勧めします。