ペットとの住まい探し
2025-05-29 11:24:44

ペットとの快適な暮らしを実現するための住まい探し実態調査

ペットとの快適な暮らしを実現するための住まい探し実態調査



株式会社LIFULLが運営する「LIFULL HOME'S」は、最近「ペットとの住まい探しの実態調査」を発表しました。ペットと共に暮らす家族が直面している住環境の課題を解明し、安心して暮らせる社会を目指した意義深い調査です。以下では、その調査結果を詳しく見ていきます。

調査の背景



LIFULL HOME'Sは、ペットと人との住まいのハードルを下げ、共に安心して生活できる環境をつくるためのプロジェクトを進めています。その一環として、約1,000名の一般の方とLIFULL HOME'S加盟の賃貸不動産会社に対してアンケート調査を実施しました。

ペット可物件の現状



調査で明らかになったのは、ペット可物件の割合がコロナ禍以降上昇しているものの、全体の2割にも満たないという厳しい現実です。具体的には、2022年3月時点で12.9%だったのが、2025年3月には19.3%まで上昇。しかし、ペットを飼う家庭の割合は28.6%とされており、供給と需要の乖離が見受けられます。

さらに、ペット可物件は「ペット不可」の物件と比較して、約17日早く契約されることが分かりました。ペット可物件の賃料は平均112,771円で、ペット不可物件の約78,253円と34,518円の差があり、需要の高さを物語っています。そのため、ペットと暮らす愛好者にとっては、早く決めることが住まい探しでの鍵になることでしょう。

アンケートから見る愛犬家・愛猫家の現状



アンケートに参加したペットオーナーの中で、91.6%が住まい探しでペットがいることを理由に不便を感じた経験があると回答。特に多かったのは「物件数が少ない」「家賃が高い」「敷金・礼金が追加で発生する」などの理由です。これらの障壁により、長期的な住まい探しが必要とされることも多く、希望の条件に合った物件が見つからないことが課題として浮上しています。

さらに、67%の人々は近隣からペットの飼育を理由に注意や要請を受けたと回答しています。ペットとの生活に伴う音や臭いなどの問題が近隣トラブルの原因となることもあり、住まい探しにおける精神的な負担も見逃せません。

不動産業者の視点



不動産会社に対するアンケートによると、ペット可物件のニーズはここ数年で67.2%の業者が「増えている」と実感していますが、実際のトラブル相談は「時々ある」との回答が58.3%を占めています。多くの不動産業者がペットにまつわる相談を受けているものの、トラブルが実際に発生する割合は36%にとどまります。

また、ペット不可物件のオーナーは、以前のトラブルの経験からペット飼育者を避ける傾向があるようです。しかし、実際にトラブルが発生したオーナーは4割未満と、イメージからの不安を持っていることが分かりました。

まとめ



ペットとの生活は人々の健康に潤いを与える一方で、住まい探しにおける課題も多いことが明らかになりました。LIFULL HOME'Sは今後もペットフレンドリーな住環境を増やすための取り組みを続け、ペットと共に安心して暮らせる社会の実現を目指していきます。愛犬や愛猫との幸せな暮らしを叶えるお手伝いをしていくために、引き続き支援活動が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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