オンライン持ち込みイベント「モチコミonline」開催レポート
近年、デジタルコンテンツの制作が進む中、セルシスが実施するオンラインイベント「モチコミonline」が注目を集めています。このイベントは、漫画家を目指す人と編集者をつなぐマッチングサービスであり、特に地方在住者や忙しい社会人にとって、貴重な機会を提供しています。
「モチコミonline」の概要
「モチコミonline」は、漫画の持ち込みを希望する人がオンラインで参加できるイベントです。第9回は2025年12月6日に開催され、80の編集部や団体から180名の編集者が参加しました。このイベントの枠組みは、漫画の持ち込みを通じて、参加者が 編集者と出会い、貴重なアドバイスを受けられることを目的としています。
参加者からのフィードバックによると、80%以上の人が「非常に満足している」または「やや満足している」と回答し、編集者の信頼性の高さと多様性が評価されています。特に、忙しい平日や遠方の方に対する配慮が感じられ、参加しやすい環境が整っています。
デビュー情報
「モチコミonline」を経てデビューした漫画家も数多くいます。例えば、すうあんこ先生の「むつ子、精をつけます!」は、2025年12月5日付の『コミックNewtype』で連載開始が決定。また、駒木田大平先生の「恋するネビュラ」は、2025年12月27日発売号の『ヤングドラゴンエイジ』に読切掲載されることが決まりました。さらに、びっくりした!先生の「よあけのキッチン」は、2026年1月11日から『MANGAバル』で連載されます。
参加者の声
持ち込み希望者からのアンケートでは、参加者が得た成果や感想が紹介されています。特に、面談を通じて自分の作品に対するフィードバックを受けたことや、編集者との良好な関係構築ができたことが高く評価されています。また、同じジャンルの作家との情報交換もできることから、イベントの価値が感じられています。
特に強調したいのは、編集者が事前に資料を確認し、的確なアドバイスを行うことです。このフィードバックは、参加者が自分の作品を見直すきっかけとなり、さらなる成長へとつながる要因とされています。
編集者からのフィードバック
編集者側も「モチコミonline」を通じて得た成果を評価しています。特に、地方在住の持ち込み希望者と直接コミュニケーションが取れることが大きなメリットです。熱意を持った漫画家との出会いが多く、商業デビューを果たす作家が続々と生まれている現状は、業界全体にとってもプラスとなっています。
次回開催予定
次回の「モチコミonline」は、2026年3月頃に開催予定です。日程が決まり次第、関心のある方々にはメールにてお知らせします。漫画家を目指す方やクリエイターの方はこの機会を逃さず、ぜひ参加してみてください。また、編集者も参加が無料で可能ですので、次回の開催に向けて多くの応募を期待しています。
このような形で「モチコミonline」は、漫画業界全体に新しい風を吹き込み続けています。漫画家としての夢を追い続ける方には、ぜひこのチャンスを掴むことをお勧めします。