170年ぶりの伝統を現代に蘇らせるPlay KIMONOの新提案

170年ぶりの和服アップデート、日常に馴染むPlay KIMONO

Play KIMONOから、170年ぶりに新たな和服のスタイルが提案されます。この京都発のブランドは、和装を日常に取り入れることを目的に、伝統的な要素を現代的なデザインと融合させています。その結果、従来の着物の概念を超える“リアルクローズ”としての和服が誕生しました。

このポップアップイベントでは、「小袖-Tシャツ」や「HAKAMA-パンツ」といった新作に注目が集まります。これらは、和服に関する新しい体験を提供することを目指して製作されています。特に「小袖-Tシャツ」は和紙天竺素材を使用しており、日常生活の中でも気軽に着用できる和装を実現しています。さらには、今回のピース「HAKAMA-パンツ」は、リネン素材でできており、快適さと動きやすさを追求しています。

和服と洋服の融合

和服の歴史は長いものの、国内外を問わず多くの人々が「もっと気軽に和服を着たい」と願っています。Play KIMONOは、着物の美しさを保ちながらも、現代のライフスタイルに適応した形で提案しています。これまでの「特別な日にだけ着るもの」としてのイメージを打破するため、誰もが日常的に和服を選べるような製品作りに取り組んでいます。

「和服は洋服と何が違うのか？」という問いを突き詰める中で、かつての和服が様々な外国文化から影響を受け、日本独自の美意識に昇華されてきた経緯があることを改めて認識しました。このような流れを踏まえ、Play KIMONOは新しい和装に関する提案を行っています。

新商品とその特徴

代官山ポップアップで発表される「HAKAMA-パンツ」は、リネン100%で作られており、大きなゆとりを持たせたデザインが特徴です。また、6本のヒダがウエストに施されており、ユニセックスで着用でき、気持ちよく快適な着心地を提供します。さらに「小袖-Tシャツ」はミニマルなデザインで、休日のカフェや旅先でも活躍する一枚です。

「JUBAN-Tシャツ」も注目の商品で、着物の下に着る「襦袢」をモチーフにしたもので、流れるような肌触りを重視しています。このように、Play KIMONOの商品は、日常と伝統を繋ぐ架け橋として機能しています。

文化の進化を目指して

170年ぶりにアップデートされたこの新しい和装は、ただのファッションではなく、文化の進化を象徴しています。Play KIMONOは、伝統を守るだけでなく、現代のライフスタイルにフィットする形で新しい価値を提供することに挑戦しています。日本の風土にマッチする素材やデザインを追求したこの商品群は、皆さんの日常を彩ることを目的としています。

次なる展開

Play KIMONOは、国内外でのポップアップイベントをさらに拡大する計画を持っています。文化への関心が高い地域での展開や、京友禅とのコラボレーションなど、今後も多様な可能性を探ります。このブランドが目指すのは、ただの衣服ではなく、着る人々の心を豊かにするような“進化する和装”の形です。

受け継がれてきた伝統を大切にしつつ、現代の快適さとも融合させたPlay KIMONOの提案。次世代への橋渡しとして、和装文化の新しい扉を開くことを目指しています。