第12回 Live2D Creative Awardsの受賞者発表
年に一度開かれる「Live2D Creative Awards」では、Live2Dを駆使したオリジナル作品の中から優れた作品が選ばれます。このコンテストは、クリエイターたちの技術や創造力を競い合いながら、新たな可能性を探求する場でもあります。2025年のコンテストでは、様々なジャンルから11作品が選ばれました。ここでは、その中から特に注目したい作品と審査員の評価を紹介します。
コンテスト概要
Live2Dとは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える技術で、クリエイターが自身の作品を新しい形で表現できるようにサポートします。今回のコンテストは、動画やゲーム、アバター、インターフェースなど、ジャンルを越えた作品が対象で、応募期間は2025年6月2日から9月30日まででした。
受賞作品リスト
特に目を引いた受賞作品とその評価を以下にまとめます。
グランプリ受賞作品
1名
「ドリーム・ドリップ・ライブ!」ノンテロップOP映像/ひるまねる
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この作品は、アニメーションの美しい構成と繊細な動きが評価され、特にキャラクターたちの表情や動きが生き生きと描かれている点が高く評価されました。
特別賞受賞作品
1名
Live2Dにおける3Dモデルの新制作手法の検討/花藤みくに
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3D表現をLive2Dで実現するための新たな方法論が興味深く、広範な応用が期待できる点が評価されました。
映像表現作品賞
1名
SNOOZE/Suika瓜子
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多彩なカットと立体的な表現が秀逸で、2D表現を広げる創造性が讃えられました。
インタラクティブ作品賞(ゲーム・アプリの部)
1名
Live2Dモデルを読み込んで漫画を作れるツール/studio sheeep
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マンガ表現とLive2Dの組み合わせが評価され、クリエイターの表現力を高める技術として注目されています。
インタラクティブ作品賞(AI・会話インターフェースの部)
1名
かわぷれ/卯木
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プレゼンテーション代行としてのLive2Dの利用法が新鮮だと評価され、多様な応用が期待されています。
Live2Dモデル賞
1名
全身3D机器人 / 可算加法/卡米雷特
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圧倒的な表現力と完成度が魅力です。
また、今回は学生向けの賞も注目され、多くの若い才能がその技術を披露しました。
学生部門には、大学・専門学生からは3名、高校生以下からは2名が選ばれ、その技術に驚かされました。
次回予告
次回である「第13回 Live2D Creative Awards」は2026年6月から作品応募を受け付けます。さらに多くのクリエイターの熱意あふれる作品が集まることを期待しています。
Live2Dの技術や作品に対する関心は高まっており、これからも様々な新しい表現が生まれることでしょう。
次回参加を考えるクリエイターは、ぜひこの素晴らしい機会に応募してみてください!
Live2Dについて
「Live2D」は、世界中で注目される技術で、多様な表現を可能にする進化したツールです。これからも、全てのクリエイターが自分の描きたいものを自由に表現できる未来を目指して進化を続けていきます。
Live2Dに関する詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。