NXグループの電子契約サービス「WAN-Sign」とYoomが連携開始
NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社である株式会社NXワンビシアーカイブズが提供する電子契約・契約管理サービス「WAN-Sign」と、Yoom株式会社が提供するハイパーオートメーションツール「Yoom」が、2024年8月6日よりAPIによるシステム連携を開始したことをお知らせします。この連携により、WAN-Signとの連携可能なツールの選択肢が広がることが期待されています。
シームレスな業務連携の実現
新たな連携により、「Yoom」がサポートする160種以上のツールとWAN-Signの連携がノーコードでシームレスに実現します。これにより、契約書の作成から送付、情報管理に至るまでの一連のプロセスを自動化できるようになります。例えば、SalesforceやHubSpotに登録されているデータを基に、契約書のPDFを自動で生成し、管理者からの承認を受けた後にWAN-Signを通じて自動送信するフローが可能です。この機能により、手動での入力ミスを減少させ、業務の精度が向上するでしょう。
具体的な業務改善例
さらに、契約締結後の情報管理も効率化されます。WAN-Signで締結が完了した契約書の情報を取得し、Googleスプレッドシートやkintoneに保存することができます。また、SlackやChatworkなどのツールを使って、締結完了の通知をリアルタイムで行うことも可能です。これにより、企業の情報管理体制が強化されることが期待されます。
契約サービスの強み
「WAN-Sign」は、GMOインターネットグループの技術基盤を活用し、電子契約の作成から管理まで一元的に行えるサービスを提供していることが特徴です。また、契約書の原本を電子化したり、業種や規模に応じたニーズに応えるための機能も備えており、大手企業から中小企業まで幅広く利用されています。
一方の「Yoom」は、AIやAPI、RPA、OCRなどの最新技術を駆使して、従来の事務作業を自動化するツールです。企業のさまざまな部門の効率化を支援するため、多様なサービスと連携可能で、需要に応じて新たな連携も積極的に進めています。
結論
今回のWAN-SignとYoomの連携は、ビジネスのデジタルトランスフォーメーションを促進し、業務効率を高める大きな一歩となるでしょう。今後も両社の新たな取り組みに期待が寄せられます。