アマヤーコーヒーの新たな挑戦
2024年産のニュークロップとして、ミャンマーのアマヤーコーヒーが日本向けに出港しました。このニュースは、台風11号の影響を受けながらも、地域の農家たちの努力が実を結んだことを示しています。
台風11号による被害と現地の状況
ミャンマー中部は、台風11号によって甚大な被害を受けました。特に、ユワンガンのコーヒー生産地では、45日間の大雨が続き、洪水や土砂崩れが発生しました。首都ネピドーやマンダレーを含む56郡区で浸水や交通障害もみられ、特にアマヤーコーヒーの生産者たちは、日々の作業が困難な状況に直面していました。
さらに、観光地として人気のインレー湖周辺では水位が10フィート以上も上昇し、多くの集落が水に飲まれました。アマヤーコーヒーの代表であるススアウンさんも、辛い状況をSNSで発信し、救済を呼びかけていました。
ヤンゴン港までの道のり
それでも、アマヤーコーヒーは希望を持ち続けました。2024年産のコーヒー豆は、8月から出荷準備が整い始め、8月23日には選別および梱包作業が完了したとの報告がありました。台風の影響を考えながらも、友人や関係者からの支えが状況を前進させました。
9月13日には、広島在住のリンミャッチョーさんから「コーヒー豆は無事、ヤンゴンに到着しました」との連絡が寄せられ、出港予定は9月22日となりました。スムーズにいけば、10月末には日本に入港し、11月初旬には消費者の手に届くことになります。
美味しいコーヒーの提供と感謝
アマヤーコーヒーの生産者たちとリンさんの協力の下、2024年産のスペシャリティコーヒーは順調に日本へと展開されます。今年も高い評価を得ているウォッシュド精製の豆に加え、少量のナチュラル精製やハニー精製も加わる予定です。香り豊かで美味しいこのコーヒーは、11月には日本で販売されることが期待されています。
GOOD LIFE FAIRへの参加
また、カフェ文化を広めるため、アマヤーコーヒーは2024年10月25日からの3日間、GOOD LIFE FAIRに出店します。ミャンマー産スペシャリティコーヒーのドリップバッグや、飲み比べ体験など、充実したブースを展開予定です。現地の魅力を感じながら、飲みごたえのあるコーヒーを楽しんでいただける機会になるでしょう。
お問い合わせ先
アマヤーコーヒーの詳細や購入については、ビーンズ・コネクティッド株式会社までお問い合わせください。ミャンマーの生産者たちが丁寧に作り上げたコーヒーを、ぜひ手に取って味わってみてください。