NEXYZ.と第一勧業信用組合が提携
株式会社NEXYZ.Groupの連結子会社、株式会社NEXYZ.は、第一勧業信用組合との業務提携契約を締結しました。このパートナーシップにより、第一勧業信用組合のお客様には、LED照明などの省エネ設備が導入され、CO₂排出削減と脱炭素への取り組みが支援されます。
第一勧業信用組合は、1965年に設立され、東京都と千葉県を中心に27店舗を展開しています。SDGs(持続可能な開発目標)を経営方針に掲げ、ペーパーレス化や電力使用量の削減を進め、地域社会の発展に寄与しています。今回の提携は、地域の企業が省エネ設備を導入する上で非常に大きな一歩となります。
地域密着型の金融サービス
NEXYZ.は、初期投資が不要な「ネクシーズZERO」という設備支援サービスを2012年から提供しており、これまでに10万件以上の導入実績を誇っています。地域に根差した事業展開は、11の地域子会社と36の拠点から行われており、101社以上の金融機関との提携を実現しています。
第一勧業信用組合は地域の中小企業との取引関係が強固であり、経営者のニーズをタイムリーに把握しています。しかし、政府が2030年までに100%の導入を目指すLED照明化の進捗は61.7%と遅れを見せており、カーボンニュートラル達成のためには、さらなる取り組みが必要とされています。
具体的な施策を実施
残念ながら、多くの金融機関が環境省や金融庁が求める施策を実行に移していないという現状もあります。その中で、NEXYZ.は地域金融機関とのパートナーシップを通じ、顧客企業の設備導入による電力削減とCO₂排出削減量を実績レポートとして提供。これにより、脱炭素化への取り組みを支援するとともに、金融機関が外部に情報開示するための重要な資料として活用されています。
地域経済と脱炭素社会の実現
NEXYZ.は、地域と企業、人との信頼関係を基盤にしながら、顧客のニーズをしっかり捉えつつ、地域経済の活性化と脱炭素社会の実現に向けた努力を続けていく方針です。今後の展開に期待が寄せられています。
この提携は、地域事業者にとっても新たなチャンスを提供するものといえるでしょう。脱炭素社会を目指す中で、NEXYZ.と第一勧業信用組合の連携がどのように進展していくのか、今後の動向に注目です。