LAOWAの最新シネプライムレンズ「Wide Angle VV Cine」シリーズの紹介
スチルや映像制作の現場に革命をもたらす新製品が登場します。株式会社サイトロンジャパンが、光学メーカーVenus Optics(LAOWA)ブランドから発表した超広角シネプライムレンズ「Wide Angle VV Cine」シリーズ。これにより、映像クリエイターや映像制作の技術者にとって、革新の可能性が広がることでしょう。
超広角でZero-D仕様を実現
「Wide Angle VV Cine」シリーズには、3つのモデルがラインアップされています。
1.
LAOWA 10mm T2.9 Zero-D VV Cine
2.
LAOWA 12mm T2.9 Lite Zero-D VV Cine
3.
LAOWA 14mm T2.6 Zero-D VV Cine
これらのレンズは、Vista Vision(イメージサークル径:φ46.31mm)に対応しており、RED Raptor 8K VVやAlexa LF Open Gateのような大型フォーマットカメラとも互換性がある点が特徴です。このシリーズは、非魚眼レンズとして最も広角クラスに位置付けられ、狭い空間での撮影を容易にし、空間をドラマティックに演出します。
Zero-D設計の利点
LAOWAの技術の真髄とも言える「Zero-D(ゼロ・ディストーション)仕様」では、一般的な広角レンズで問題となる歪曲収差を極限まで抑えています。これにより、建築物やインテリア、クリーンなラインを持つシーンでも、ポストプロダクションで修正することなく、撮影時に正確なフレーミングが可能になります。トラッキングやCGI要素の統合もこれまで以上に簡単になり、映像制作の効率が上がります。
近接撮影と美しいボケ
このシリーズは最短撮影距離が12㎝から20㎝まで対応。非常にクリエイティブなアプローチが可能となります。超広角レンズながら、美しいボケや浅い被写界深度を得ることで、前景の要素が際立ち、シーンに奥行きを与えます。まるでマクロレンズのように詳細な撮影ができ、クローズアップでもハイクオリティな映像を表現できます。
卓越した画質とコンパクトなデザイン
レンズの中心から周辺にかけて、シャープネスに優れた性能を実現。色収差の少ない高コントラストな周辺部は、クリアでシャープな映像表現を可能にします。また、各レンズは軽量でコンパクトなデザインであり、さまざまな撮影セットアップに最適です。ジンバルやドローン、手持ちの撮影機材での使用にもストレスが少なく、動きのあるショットを実現します。
多彩なマウントオプション
各レンズは、異なるカメラや撮影スタイルに応じた多様なマウントに対応しています。これは、映像制作の際の柔軟性を高める大きな要因となるでしょう。さらに、フィルタースレッドを標準装備しているため、フィルターを簡単に取り付けられる利便性も兼ね備えています。
発売情報
これらの素晴らしいレンズは、2025年4月18日から受注が開始されます。販売価格はLAOWA 10mmが約38万円、12mmと14mmは約33万円前後と予想されています。これらのレンズは日本国内で取り扱い、ライティングのスキルや撮影のクオリティを飛躍的に向上させる鍵となるでしょう。
会社情報
株式会社サイトロンジャパンは1961年に設立され、光学製品の専門商社として活動しています。さまざまな光学機器を国内に提供しており、公式ウェブサイトでも新製品情報などを随時更新しています。興味のある方は、ぜひチェックしてください!
日本公式サイト:
LAOWA
サイトロンジャパン公式サイト:
サイトロンジャパン
LAOWAの新たなレンズで、あなたの映像制作の可能性を広げてみてはいかがでしょうか?